さて、新曲「Spending all my time」について、もう少し考えてみます。
ひとつ気になっているのは、(あくまでも現時点情報でですが)、メイン曲である「Spending all my time」に、タイアップが付いていない、ということ。
僕の怪しげな記憶をだどってみても、タイアップ無しのシングルは、「不自然なガール」までさかのぼれる。
いや、「不自然」は「ナチュラル」とのダブルAサイドだったことを考慮すれば、、シングルAサイドだと、なんと「ワンルーム・ディスコ」以来!(3年以上も前だ)
それも、この「Spending all my time」は、しっかりとしたタイアップの付いている「Hurly Burly」「ポイント」の2曲をBサイドに従えて、なのである。
このBサイドの2曲は、すでに「氷結」のCMを通じて、僕らファンの間だけではなく、テレビの前にいる一般の人たちの耳にも、そのメロディが記憶されているはず。
シングルとして売り出すなら、そういう
「あ、これ聴いたことがある」
といった曲をメインに据えたほうが、アピール度は絶対に高くなるし、販売枚数の増加にもつながるはず。
しかし、あえてその作戦を取らないということは、この「Spending all my time」は、チームPerfumeにとって、香川真司並みの期待の大型新人、ということになるのだろうか?
(あ、そういえば、香川選手はPerfuneメンバーと同じ、23歳ですな)
★
かつて、「Baby cruising Love」をシングルとしてリリースしようとした時、そのカップリングとして作った「マカロニ」があまりに素晴らしい出来なので、予定を変更してダブルAサイドとなった。
……というようなエピソードを聞いた記憶がある。
(ちょっと脱線するが、かつてスガシカオさんが、なぜ「マカロニ」をメインとしなかったのか、とPerfumeの前で訴えたことがある。僕もまったく同感。「BABY」を捨ててでも、「マカロニ」をメインシングルとして売り出すべきだった)
もしかしたら、その時と状況が似ていて、「Spending all my time」が出来上がった時、その素晴らしさゆえ、
「タイアップ曲をサイドに回してでも、これをメインとしてリリースしよう」
という決定が、チームPerfume内でなされたのでは?
だとすると、この「Spending all my time」は、「マカロニ」以上の名曲なのかもしれない……
……などという妄想を抱いてしまうのだが、ちょっとアオリ過ぎかな?(笑)
★

さて、この「Perfume Records」のロゴですが、他のファンの方の指摘で気がついたのだけれど、アルファベットが三人の髪型になっている!
かつて、「売れるまでは髪型を変えない」としていたPerfumeですが、こうなると「海外で売れるまで、髪型は変えない」ということになるのかな(笑)
昨年の今頃、「もうパッツンには飽きた」として、その髪型をいろいろと試行錯誤していた樫野さんが、秋以降、すっかりと元のパッツン戻しているのは、この海外戦略のせいなのか?
かなり前のブログで、樫野さんの髪型変更を「Perfumeの2011年10大ニュース」のトップとし、「樫野さんのパッツンこそ海外進出の最大の武器」とか「かしゆかパッツン保護委員会設立」などと、無責任に書き散らかした自分としては、なんだか樫野さんの自由(あくまでも髪型のね)の束縛を後押ししてしまったようで、冷や汗ものですが(笑)……
まあ、どちらにしと、このロゴデザイン、とても良いですよね。
(と誤魔化して、今回は終わる(笑))
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