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2011年★Perfume10大ニュース!

 さて、今年も残りわずかということで、「2011年Perfume10大ニュース!」を書いてみたいと思います。

 とうとう2011年は、Perfumeが一度もワンマンライブを行わない、という記念すべき(?)年になった訳ですが、そのせいかどうか、本来の活動から少し外れた部分で、ずいぶんと面白い動きはあったと思います。
 
 そのあたりを考慮しての、ベストテンとなりますが、あくまでもPerfume目線ではなく、1ファン個人目線の10大ニュースですので、そこのところをよろしく。

   

 ★第10位★「サマソニで状況把握を間違え、汗まみれ」
 
 8月の幕張で行われたサマーソニック。
 屋内ということで、涼しいだろうと油断していたらしい三人組。
 だが実はそこは蒸し風呂状態。
 おかげで、久しぶりに全身汗まみれとなったPerfume。
 もちろん、ステージ下のこちらも脱水症状寸前でした。
 今年の夏フェスは、Perfumeは大車輪でした。

 ★第9位★「ひみつの嵐ちゃんに再登場」

 一年前に続いて、再び「ひみつの嵐ちゃん」のVIPゲストとして登場。
 TV番組は、やはりこれくらいの尺を取ってくれないと、Perfumeの味は出て来ない。
 とはいえ、昨年の神がかり的な面白さと比べると、さすがに今回はちょっと厳しかったか。かしゆか号泣事件もあったしな。
 でも、2012年も引き続きの出演、期待しています。

 ★第8位★「気になる姫。ロックバージョン降臨」

 6月9日のPerfumeLocksに登場した「気になる姫」。
ロックの日、ということで「ロックバージョン」で降臨したのだが、これが凄かった。
 かつて「強烈キャラ」と某TV番組で紹介された西脇さんが、久々にその強烈ぶりを発揮してくれた感じだ。
 ここ最近、ちょっとおとなしめで登場することが多かった西脇さんの、久々の大暴れ。
 いやあ、愛してます。
 まだ聴いたことの無い西脇ファンの方は、チェック必至です。
  気になるゼェェェ―!

 ★第7位★「西脇さん、近藤春菜とマブダチになる」

 昨年あたりから、ちょこちょこと交際は伝えられてきたが、西脇さんが「あんた」呼ばわりしていることから察するに、相当仲が良いのだろう。
 西脇さんの家にいりびたっているって?
 うーん、正直、春菜がうらやましい。

 ★第6位★「「レーザービーム」PVの完全版が作成される」
 
 2011年に発表されたPerfumeのPVは4作品。
 どれもこれも、見応えのある作品であったのは相変わらず。
 個人的には「GLITTER」にやられましたが、「スパイス」の問題作ぶりには頭を捻らされたし、「微かなカオリ」の特別版には首を捻らせられました(笑)。
 そして、震災で撮影中断を余儀なくされた「レーザービーム」を、再撮影までして完成してくれたことには、感動。

 ★第5位★「KIRIN氷結のCMに起用される」

 初め、「氷結」のCMに「レーザービーム」が起用されたとき、本人たちの出演は無く、「ああ、曲が使われただけなのだろうな」と思っていた。
けれどその後、3編のCMに本人たちが堂々と出演し、現在も放映され続けて、いまやPerfumeは「氷結」のメインキャラクターといった趣だ。
 これまでにもNBB等のCM出演はあったけれど、(こう言っては悪いが)KIRINとは企業規模が違う。
 KIRINさんは「ダンスコンテスト」のスポンサーにもなってくれたし、来年からの全国ツアーも冠スポンサーを買って出てくれた。
 これからも、末永く三人組をよろしくお願いします、KIRINさん。

 ★第4位★「Perfumeダンスコンテスト開催される」

 イベントとしての規模は大きくなかったものの、予想外の盛り上がりを見せてくれたのではないだろうか。
パフォーマーとしてだけではなく、Perfumeが何かの発信者になれるのでは、という可能性も見せてくれたイベントだった。
 この流れはより大きなり、2012年に続く?……

 ★第3位★「Cars2にポリリズムが起用される」

 完全なるタナボタによる、突然の全世界デビュー。
 LAで行われたワールドプレミアへの出席など、公開前の盛り上がり自体はかなり楽しませていただきました。
 しかし、実際の映画への使われ方は微妙なものだったし(ラセター監督がもっと以前にPerfumeのことを知ってくれていれば……)、Amuse側の頑固とも言えるほどのiTunesに対する敵対心により、期待していた世界配信はついに行われず、せっかくの世界進出の機会を失ってしまったので、ランクはこの位置になります。
 しかし、ラセター監督ほどの大物にPerfumeファンになってもらえたし、何らかの種を植えることはできたかな。

 ★第2位★「ニューアルバム「JPN」、ついに発売される」

 このニュースがNo1、としてもいいはずだが、Perfumeのアルバムというものは基本、その80%は中田ヤスタカ先生の作品だと思っているので、この位置に。
 「Perfume」を総合芸術とするならば、アルバム「JPN」はその「素材」、「サウンドトラック」でしかない。 これから彼女たちには、この「JPN」をどう料理し、どう咀嚼し、自分たちのものにしていくか、という作業が残っている。
 そしてそれは、2012年に持ち越された課題。

 ★第1位★「かしゆか、ついにパッツンをやめる(でもすぐに元に戻す)」

 やはり、今年のNo1ニュースはこれですね(笑)。
 「レーザービーム」を期に、ついに樫野さんが「パッツン」をやめ、新たなヘアースタイルを模索し始めた。
 樫野さんほど、ヘアースタイルでその印象が変わるメンバーはいないので、おかげでPerfumeがメディアに登場するたびに、「今度はどんな髪型にしているんだろうか」と、かなりどきどきものだった。
 しかし、「JPN」のメディア展開以降、その髪型が「パッツン」に戻ってしまった。
 どこかの愚かなファンが「かしゆかパッツン保護委員会」だなんだと、くだらないことを言ったりしたせいだ、とは思わないが、さて、2012年はどうなっていくんでしょうね。
 期待と不安(?)を抱きつつ、お待ちしております。


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Perfume「JPN」★セールス好調!?

 日曜日の「JAPAN COUNT DOWN」と観ていたら、なんとアルバムチャートで「JPN」が3位に返り咲いていた。

 売れているようです、「JPN」。
 良かった良かった。
 「GAME」の販売枚数を超えているのかどうかは定かではないけれど、「トライアングル」のそれは凌駕したらしい。
 (同番組の「某大型CDショップの売り上げランキング」では、1位をキープし続けているし)

 発売日からこれだけの日数が経過してもまだ売れているということは、いわゆるコアなファン以外の人たちが、「JPN」を購入しているということに間違いは無い。
 正直、すそ野が広がってきたのだなあ、というのが実感です。

   ★

 実は最近、身近でもそれを実感できる出来事があった。

 友人の一人が僕のところにメールを寄越してきて、「GLITTERのPVはどうやったら観れるの?」だとか、「「心のスポーツ」には映像は無いの?」とかいったことを、問い合わせてきたのだ。
 (彼は僕がPerfumeフリークであるということは知っている)

 この友人には、過去に、車に乗り合わせた時など、「GAME」やら「トライアングル」やらを無理矢理聴かせていたのだけれど、その時はまったく無反応で、「ああ、こいつにはPerfumeの良さはわからんな」と、切り捨てていたのだけれど……。
 それが、どうやら「JPN」を、それも初回版を購入したらしい様子。
 
 それで、彼がどれくらいPerfumeワールドに入ってきているのか、会った時にさぐりを入れてみたのだが、これがまた微妙……(笑)。
「ええと、「レーザービーム」のPVで小さくなる娘、なんて名前だっけ?」
 とか
「「GLITTER」が、なんかPVとアルバムじゃ曲の感じが違うんだけどさ、なんで?」
 とか、まあファンと呼ぶには程遠いレベル。

 しかし、こういうレベルの人たちが何十万人もいて、「JPN」を買ってくれているという事実が、チャートに現れているんでしょう。

   ★

 なんで彼が、どういうきっかけで「JPN」を購入しようと思ったのか、それを聴くのを忘れてしまっているのだけれど、「CMで聴いたりして、ちょっと気になっていた曲が、このアルバムに入っているから」くらいのことであるのは、容易に想像が付く。

 「JPN」を「ここ数年のベストアルバムのようだ」「シングル集のようだ」と表現する人は多いけれど、別の見方をすれば、「CMタイアップ曲がずらりと並んでいる」アルバムだと言える。
 そのため、Perfumeの楽曲を積極的に聴いたことがない人でも、このアルバムを耳にすれば、「あ、この曲、なんか聴いたことがある」という言葉が何回か出てくるはず。
(特に「氷結」三部作(笑)は、TVというものを普通に観ている人ならば、まず耳馴染みがあるはず。KIRIN様様ですな)

 仮に、CDショップで、「JPN」を購入しようかどうしようか迷っている人がいたとして、その人が試聴コーナーでヘッドフォンを被ったとき、この「耳馴染みのある曲」が数曲存在するということは、購入決断への大きなプッシュにもなるはず。

 ファンの中には、「JPNは既発のシングルばかりで、新曲が少なすぎる」という意見も多いのは承知しているけれど、スタッフがこつこつとタイアップ先を探し(探すように代理店を動かし、か?)、シングルを発売し続けてきた成果が、この「JPN」の商業的な成功に結び付いているんでしょう。

 あまり明らかにされていない理由で、「Perfumeの4thアルバム」は制作を延期させられてきた訳だけれど、そのためにCMタイアップ曲が多く収録されることになり、今回の好セールスに結びついたとすれば、結果オーライだったとするべきなのだろう。
(あくまでも「商業的な成功」という観点から見れば、だけれどね……)

  ★

 さて、その友人がとうとう僕に、「Perfumeのコンサートに行ってみたいんだけどさ、チケットはどうすれば手に入るの?」と尋ねてきた。

 おあいにく様。
 さいたまスーパーアリーナ公演のチケットは全て売り切れです。

 ……と、冷たく突き放しても良かったのだけれど、せっかくPerfumeワールドの入り口に入りかけている友人のため、蛇の道はヘビで、ファンコネクションを利用して、チケットを入手してやろうかと考えています。
 実際、来年から始まるツアーも、こういう「いちげんさん」が多いのだろうな。

 とはいえ、別にベテランファンぶって、「いちげんさんお断り」をするつもりはないです。
 むしろ逆で、ライブにどんどんやってきて、Perfumeの魅力にはまっていただければ、それでOK。
 ただ「いちげんさん」が多くなり、そのために、会場の雰囲気がちょっとぬるくなるのでは、という一抹の不安もある……。
 まあその時は、コアなファンの皆さまの力をお借りして、熱く盛り上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします(笑)。


(おまけ)

 早くも神戸のライブのファンクラブ会員用チケットが届いた。(早くもないか)
 今回、初日は友人が、二日目は自分が当選したのだが、自分のチケットの座席番号を観て、一瞬愕然とした……。
 スタンド席の、それもステージから最も遠いブロックの、真ん中あたりである……。
 ここがファンクラブ会員の席? どう考えても、一般発売席じゃないの?
 下手すりゃ、三人の姿は豆粒だ……

 ……絶望に天を仰ぎそうになったが。
 ……まあ、でもしょうがない。
 こんな席でもファンクラブ会員用としてキープしなければならないほど、会員が増えている(あるいは応募が多かった)のかもしれないし、神戸のチケット応募に外れたファンも実際にはいる訳だしね。
 幸いに、友人が当てた初日の方はアリーナ席だったそうなので、初日は騒いで、二日目は全体像を把握するか……と、自分を納得させております(笑)。
 
 そうか、ツアー初日まで、あと2週間と少しか。
 そろそろ、身体の中のスイッチが、ONになってきたようです。



かしゆか★23歳誕生日!

 昨日は樫野さんの23回目の誕生日。

 まずはおめでとうございます。

 数日前の「MANAGERS VOICE」で、「かしゆか24歳のバースデーまで……」と、思い切り間違えられていたのには笑ったけれど(もちろんすぐに訂正された)、まあ気持ちは分かります(笑)。
 最近の樫野さんは、「24歳」だと言われても納得してしまうような、大人の落ち着きみたいなものが、感じられるので。
 とはいえ、この前に出演した「スマステ」でのワイプで見せてくれた、ピュアな少女のようなリアクションも健在で、あれにはなんか、久々にやられました……(笑)。
 いやあ、愛してます。年明けの神戸でお会いできるのを、楽しみにしております。

    ★

 で、話は変わり、その23日のミュージックステーションの年末恒例の特番。 
 
 そこでPerfumeが披露したのは「レーザービーム」。

 紅白でもこの「レーザービーム」を演ることが決まったということで、ここにきての急なこの「レーザービーム」推しは、どういう訳でしょう?

 と思っていたら、同日のNHK-BSで奥田民生氏の弾き語りライブ放送があり、そこでなんと、「レーザービーム」の弾き語りカバーが披露された。

 またなんで奥田氏がPerfumeを、と思っていたのだが、厳島神社でのライブということで、「広島出身の偉大なアーティスト(笑)」としての選曲だったようだ。
 まあ、ちょっと受け狙いの意図もあったのかもしれないが(事実、曲紹介無しで唄い出した時は、観客席から笑いが起こっている)、唄い終わった後の奥田氏のどこか恥ずかしそうな笑みから察するに、とにかく唄ってみたかった、ということなのだろう。

 かくいう自分も、なんだか最近、「レーザービーム」を聴くことが多い。

 5月に発表された当初は、あまりにそれまでのPerfumeの楽曲と雰囲気が異なるので、違和感だけが先行してしまったのだけれど、夏フェスでのライブパフォーマンスを観たあたりから、考え方(感じ方)が変わった。
 
 飛び抜けた傑作、という感じはしないのだけれど、聴くたびにじわじわと味が出てくると言うか、新しい発見があるというか、要するに聴き飽きない。
 やっと完成されたPVや、「JPN」に収めれたMIX版のリフレッシュ効果もあって、いま最も「旬」な楽曲になってしまっています(笑)。

 だから、(「紅白歌合戦」という番組自体にはほとんど興味は無いけれど)大みそかはテレビの前に陣取って、NHKにチャンネルを合わせ、PTAの応募で当たった(!)「氷結3本セット」を飲みながら、Perfumeの出番を待つことにします。


(おまけ)
 23日の「ミュージックステーション」の特番の中でで大本さんが、これかやるはずの「かしゆかサプライズバースデー」を、事前にばらしていましたね。
 さすが大本さんというか、常人には思いつかないことをやられる……。
 脱帽です。


中田ヤスタカ★ASOBINITE!

 久々に、クラブにヤスタカ先生のDJを聴きにいったので、そのレポートを。

  12/16 FRIDAY 23:00~ 新木場ageHa 「ASOBINITE!」

     ★

 新木場駅に友人数人と23:30(こんなタイトルの曲があったな)に待ち合わせをした後、駅から徒歩で7,8分のクラブageHaへ。
 ここでちょっと「あれ?」と思ったのが、同じ方向へ向かう人たちの数が、なんだかいつもより少ないこと。(ヤスタカ先生クラスが出演するイベントとなると、普段なら多くの若者たちがぞろぞろといるんだが)
 ageHaに着いてみると、案の定、普段なら行列必死の入り口が、閑散としている。
 変だなとは思いつつも、行列が大嫌いなので、ラッキーとばかりに、IDチェックを済ませ、入場料である3500円を払って中に入る。
 やはり建物の中も、「ASOBINITE!」の金曜イベントにしては、人の数が少ない。
 そして、妙に大学生くらいの若い連中ばかりが、うろうろしている。
 そこでハタと気がついた。
 師走の金曜日である。まっとうな社会人なら、忘年会やらなんやらで、大忙しの日だろう。土曜の夜ならまだしも、金曜の夜はちょっと遠慮、ということか。
 それに同じageHaで、22日の祝前日にM-flo主催のイベントがあり(こちらにもヤスタカ先生が出演予定)、そっちに人が流れた可能性もある。

 まあ、もととも混雑しているクラブはご勘弁願いたい方なので(前回のCasuleのリリースパーティは、激混みで辟易しました……)、こりゃいいやとばかりに、軽く仲間と酒を引っ掛けたあと、アリーナエリアへ。

    ★

 まず、24:50から、いきなり大物「DE DE MOUSE」のライブ。

 「DE DE MOUSE」のDJライブは何度か聴いたことがあったのだけれど、SAXとドラム、そしてVJを引き連れたバンド形式のライブは初めて。
 これが「踊れるけど、どこか優しい感じで盛り上がる」といったライブで、ほろ酔い気分もあり、かなり楽しめました。(同行した友人たちも、「DE DE MOUSE」のことはあまり知らなかったようだけれど、非常に好評!)。正味40分くらいのライブだったけれど、もっと聴いていたいと思わせるほど。
 最前列は若くてオシャレな女子たちがひしめいていたけれど、「DE DE MOUSE」遠藤氏、かなり女性に人気あり?

    ★

 大物二組目は「RAM RIDER」。
 (この夜は、アリーナエリアの2つのステージを交互に使い、切れ目なくライブを進めていくというスタイルを取っている)

 こちらもなんと、バンドを従えてのライブ。
 メンバー全員が、ルミカライトのように光るもので縁取りをされた衣装を着こみ、まるで映画「トロン」の登場人物たちのよう。
 そして代表曲を次々と演りまくる。
 こうライブが続くとなんだか、クラブというよりは音楽フェスに来たような気分になってくる。

    ★

 ここで仲間の一人が、BOXエリアに行ってみたいというので、「RAM RIDER」の演奏途中だったけれど、アリーナからそちらに移動。

 屋外にテントで設置されたBOXエリア。そこに現れたのは、某大物芸人のお嬢さんである「IMALU」さん。DJとしての登場である。
 気が付くと、BOXエリアは若い女の子たちでいっぱい。ファッションリーダーでもあるということなので、同性に人気があるんだろうな。
 そんなに近くで見たわけではないけれど、やはりかなり可愛い。
 ケイティ・ペリーでスタートしたDJは、さてどんな展開を見せてくれるのか、と思っていたら、仲間がアリーナに戻りたいと言い出した。
 どうやら単なるミーハー気分で、IMALUさんを観たかっただけらしい。(苦笑)

 しかたなく、バーでもう一杯ひっかけた後、アリーナへ戻り、「RAM RIDER」ライブの続きを楽しむ。

    ★

 そして次に登場は「80kidz」。

 Perfumeの三人も楽屋で聴いているという、エレクトログループ。

 もろエレクトロといった感じのファーストアルバムに比べ、セカンドアルバムはかなりポップな仕上がりだったので、そう言った感じかなと思っていたら、これがなんとギターメインのインストライブ。それもかなりの轟音系。
 初めは仲間と前列近くで聴いていたのだけれど、あまりの大音量に自分の耳は限界となってしまい、ひとりバーエリアに退散です(笑)。
 
    ★

 頃合いを見て、アリーナエリアに戻り、仲間と合流。

 「80Kidz」のライブが終了すると、間髪を入れず、「FRASH BACK」が鳴り響く。
 レジデントDJである中田ヤスタカ先生の登場だ。

 同じageHaで行われたCapsuleのリリースパーティの時は、あまりの混雑ぶりに、一番後ろの壁に張り付いているしかなかったのだけれど、今日は比較的空いているので、かなり前で、それも余裕をもって騒いで踊れます(笑)。
 DJブースにいるヤスタカ先生のご尊顔も十分に拝見できる距離。

 そしてセットリストは、エレクトロから、Capsule、Perfume、そしてきゃりーぱみゅぱみゅ、TRFまで、お楽しみ満載の曲が並ぶ。

 Perfumeの曲の中から、今夜のヤスタカ先生がまず選んだのは、なんと「VOICE」!。
 例のアカペラが流れ出した途端、目の前にいた見知らぬ女の子が、狂喜乱舞し始める。きっと三人組のファンなんだろう。
 こっちも負けずに飛び跳ねる。
 そして次は「GLITTER」のアルバムMIX版。
 もともとDJミックスみたいな曲なのに、それに被せるようにヤスタカ先生がいじり始めるものだから、なんだか妙な感じもしたけれど、楽しいことは楽しい。
 「転ぶのは(HEY!)簡単で(HEY!)」と拳を突き上げる連中は、どいつもPerfumeファンか? 
 
 「PONPONPON」等を挟んで、ヤスタカ先生が最後に選んだのは「575」。
 ちょいとBPMを上げているので、例のラップが恐ろしく高速早口になり笑えたけれど、クラブではこれくらいがちょうどいいかな。
 ヤスタカ先生はブースの上から、大きなアクションでクラウドたちに曲に合わせて腕を左右に振ることを要請。もちろん全員がそれに応えて、大きなウェーブがアリーナを埋め尽くす。
 ヤスタカ先生も少し酔っぱらっているようだ(笑)。

 そして、90分のヤスタカDJタイムは終わりに近づき、ブースに現れたのは、なんとリップスライムのILMARI氏。(若い女の子の歓声が上がる。(笑))
 ILUMARI氏はヤスタカ先生とハグを交わし、グラスで乾杯をする。
 次に登場するのが、同じリップのRYO-Z氏のアスタラビスタなので、ちょっと遊びに来た、というところなのかな。

 ヤスタカ先生が引っ込み、RYO-Z氏のMCが始まったが、仲間が喉が乾いたということで(自分も汗だく(笑))、バーエリアに引っ込む。

 再びグラスを傾け始めると、仲間たちがあくびを始めた。
 気が付けば、もうすぐ朝の5時です。

 ちょっと惜しいとも思ったけれど、散々楽しんだし、お腹も空いたということで、そこでお開きとしました。

   ★

 3500円で、一晩たっぷり楽しませてもらった、という感じの夜でした。
 「ASOBINITE!」は客層も若く、あまり危ない感じもしないので(笑)、クラブに行ったことが無い、という人にもお勧めのイベントです。

 もちろんクラブなんで、未成年はダメです。
 成人の方も、IDを忘れないように(笑)。
 (いるんだよね、たまに持ってこない人が。「保険証じゃダメですか?」と泣いて頼んでも、絶対に入れてくれません(笑))


「スパイス」PVレビュー!

 さて、いまさらですが、「スパイス」のPVのレビューを書いてみたいと思います。

 ただでさえ、「スパイス」は難曲だと思っているのに、そのPVまでが難PVと呼びたくなるような作品で、「こりゃ、下手なことは書けないな」と、これまで少々腰が引けていたのも事実ですが、まあ自分は評論家でも無いし、ここも「ブログ」というお気楽な場所のはずなので、とりあえず自分の考えを記録しておくという意味でも、レビューを書くことにします。

    ★

 島田大介監督のこれまでの作品群(PV)を、(動画サイトを利用して)視聴可能なものは全て拝見し、そのうえで、まず自分が特徴的だと感じたのは、「夢」をイメージさせるような映像が多い、ということ。
 それは文字通り、眠っている時に観る「夢」のイメージであり、それは幸福な「夢」もあるが、どちらかといえば「悪夢」に寄っている方が多い。
(「夢」のイメージの大半が、ロケ撮影で表現されているのが面白いが)
 サカナクションの「ルーキー」のPVは、もろ、誰もが見たことがあるであろう「悪夢」を映像化した作品で、主人公は何度も目覚め、奇妙な街を徘徊し、同じ時を通過し、奈落に落ち続ける。

 そして島田作品の映像は、「おとぎ話」的な雰囲気も、自分に感じさせる。
 それも「西洋のおとぎ話」であり、それにつきものの「ダーク」さも、一緒に引き連れている。
 だから、ちょっと見は甘い「ファンタジー」のような作品でも、PVに登場するアーティストたちは、彼らが持っている「ダーク」な面を、じわりとあぶり出されてしまっているように思える。

    ★

 「スパイス」も明確に、この系譜の作品であり、だれかが観た「夢」のようでもあり、「おとぎ話」の世界であるようにも感じる。

 舞台であるピンク色に全体が統一された部屋も、一見すると可愛らしい感じだけれど、食べることのできない食べ物がテーブルを埋め尽くしていたり、三人があたかもその部屋に閉じ込められているように描かれているあたり、自分は「ダークファンタジー」を連想したし、キャンディーのようなものを口にすると、周囲の色が変化していく、というくだりは、まさに西洋の「おとぎ話」的。
 そういう意味で、この「スパイス」PVは島田監督の個性が良く出ている作品、であると言えるのかもしれない。

   ★

 ……と、ここまでは、できるだけ客観的な評価を書いてきたけれど、自分は評論家でなく、「首までどっぷりつかった」Perfumeファンである。
 
 Perfumeの三人に対する思い入れは、当然ながら強い。
 そのため、どうしても、彼女たちのキャラクターを無視して、このPVを観ることはできない。

 というか、視点の主軸がどうしても3人の側に移ってしまうし、ファン意識が強い分、保守的になってしまうかもしれない。(でもそいつはしようがない)

 ……なので、ここから先は、「どっぷりファン」視点のレビューになります。

   ★

 PVの前半の雰囲気は、可愛らしい装いを保ってはいるけれど、その実は倦怠的というか、退廃的な描写が続く。
アイロンをおなかの上に載せて寝ころんでいたり、食べることのできない食べ物の前で、無表情的な困惑を見せたり、テーブルの上に無気力に横たわり、手のグラスから滴がこぼれ落ちるのを、ただそのままにしていたり、といった演出がそれである。

 けれど、Perfumeの3人のキャラクターというものは、いやPerfumeの存在そのものは、おおよそ「倦怠」や「退廃」などからはほど遠いものだと、僕は思っている。
 (その点については、多くのファンが同意してくれると思うけれど)

 だからこそ、(自分をはじめとする)多くのファンが、このPVに違和感を感じているのだろうし、人によっては「生理的嫌悪感」に近いものまで覚えたのではないだろうか。
 (「ケーキをヒールで踏みつぶす」という描写のみが、一時話題になったというか、問題視されたけれど、そのことだけを「良い/悪い」と取り上げても意味は無いと思う。演出側に「倦怠」や「退廃」を描こうという意思があったならば、それはむしろ「適切な演出」だった)

 PVを撮影するうえで、現場で監督から出された3人への指示は、これまでに無かった種類のものだったろうということは、容易に想像できる。
 大本さんはなんとかギリギリでそれをこなしているように見えるが、「全方位お日様」的キャラクターである西脇さんに、「退廃」的演技を要求するのは、少し厳しかったか。
 一方、樫野さんは、3人の中で、最も島田演出に適合しているように見える。
 「GAME」や「edge」のステージ上での彼女を観れば分かる通り、樫野さんはPerfumeの中で最も「ダーク」さを引き受けられるキャラクターだからだろう。
 あり得ない話だけれど、もし「スパイス」のPVを樫野さんだけで撮影したら、この作品の印象もかなり異なったものになったかもしれない。
 (ということを、改めて認識できたことは、このPVの収穫だったかな)

   ★

 どういういきさつで、島田監督に「スパイス」PV撮影の依頼が行ったのかは、もちろん自分には分からない。
「新たなチャレンジ」ということで、関監督や児玉監督以外の演出家にお願いしよう、ということが最初だったとは思うけれど、具体的に「島田大介監督」に依頼を出すということは、それなりの「冒険」だったかもしれない。
 その「冒険」の成果が、仮に「成功」ではなかったにしろ、「スパイス」PVは駄作では無いし、語ることのできる部分もまだまだ多いと思う。

 このブログの最初に、難曲「スパイス」に難PV、ということを書いた。
 「スパイス」自体は、かなりやっかいな曲だ。
 「TVドラマの主題歌」という、J-POPの王道を行くべく生み出されたはずなのに、まるでそのJ-POPを否定、もしくは破壊してやろうという意図さえ、感じることさえある。
 そういった曲には、下手にすっきりとした映像を与えるよりも、案外、今回のような観る者を困惑させる作品の方がふさわしい、と言えるかもしれない。


Perfumeフェスを開催!?

「ナタリー」のインタビューから。

『あとは自分たちが主催のフェスとか。Perfumeフェスやってみたいです』

 最近の言霊発言からすると、この「Perfumeフェス」、2012年中にまず間違いなく実現されるような気がします。
 Perfumeの知名度からすれば、数万人程度の集客はまず間違いないし、料金設定も適切にするなら、赤字が出ないどころか黒字も見込めるから、Amuse側も開催に首を横には振らないでしょう。




 とは言っても、肝心の三人は春まではツアーで忙しいし、夏は他にもフェスが乱立しているので、秋以降が開催時期として適切でしょうか。(準備期間としてもある程度は欲しいし)

 ノウハウのある某ロッキングオン殿に開催協力をお願いし、幕張メッセあたりを一日借り切ることができれば、そんなにハードルの高いイベントでは無い、かな。
(まあ、ダンスコンテストに比べれば、とんでもない人と物と金が動くのは間違いなく、スタッフも開催に向けて忙殺はされるでしょうけれど……(汗))

 でも、どうせ開催するなら、ありきたりな音楽フェスでは面白くない。
 Perfumeが望む豪華ミュージシャンの方々の出演はもちろんとして、それ以外にもいろいろと計画して、「Perfumeフェスは違うね。面白い」と世間に言わせたい。
 ……まあ、あの三人とスタッフなので、放っておいても、いろいろとユニークな企画を出してくれるとは思いますが、一ファンとして自分も少し、無い知恵を絞りだしてみたいと思います。


    ★

「フードエリア」

 まず、「Perfumeがプロデュースする新感覚スイーツ」なんてのを、フードエリアに出店してはどうでしょうか。
 それも3人それぞれが、別プロデュースし3品出してくれると、メンバーの好みも実体験できて、ファンにはたまらないと思うのだけれど。
 食べてもらった人に、どれがおいしかったか、なんて遊びで投票してもらうのも、面白いかな。
他には、広島特産(名品)店とかね。Perfumeがお勧めする地元お好み焼き店が、特別出店してくれたりすれば、これもファンとしては最高。
 また、ロックインジャパンに出店されていた、名曲にちなんだカクテルを出すお店に頼んで、「Perfume名曲カクテル」なんかもいいなあ。
 「エレクトロワールド」「Love the World」なんて名前のカクテルが売ってたら、自分、即買いです(笑)。
 (フェスが終わるころにはべろべろ?)


「ダンスエリア」

 フェス(お祭り)なんだから、音楽だけでは面白くない。
 そこで、ダンスエリア(ステージ)も設定して、そこにPerfumeお気に入りのダンサー(グループ)にパフォーマンスをしてもらう、なんてどうでしょうか。

 スマステに出てたヨーヨーのグループなんか面白いし、広島アクターズの後輩たちを出演させてもいい。
 そして僕が出演を熱望するのは、MIKIKO先生率いる「イレブンプレイ」。
 個人的には、あの「dot」を(ショートバージョンでいいから)ぜひ再演して欲しい。
 
 あと付け加えるとしたら、ダンスステージを、音楽ステージと同じエリアに設けて欲しいな。
 そして、両ステージで、音楽←→ダンス、と交互に切れ目なしのパフォーマンスを見せる。
 各出演アーティストの前説は、もちろんPerfumeの三人(ビデオでの前説もあり)。
 例え一日だけの開催だとしても、それだけやってくれれば、観客はおなかいっぱいになれるんじゃないだろうか。


「DJブース」

 申し訳ナイタズ等の、Perfumeゆかりの人たちに皿を回してもらうのはもちろんのこととして、ここはやはり、中田ヤスタカ先生(!)に、ご登場願いたい。
 シークレットで、Perufmeの三人にもDJをしてもらうなんてのも、いいかも。
 そして、ヤスタカ先生とPerfume、夢の共演……
 
    ★

 こんな感じで、夢(妄想)が広がる「Perfumeフェス」。
 是非、実現、お願いします(笑)。


Perfume★「レーザービーム」(FULL)PVレビュー!

 「JPN」のトピックスのひとつは、(初回限定版のみだけれど)あの「レーザービーム」のPVのフルバージョンが入っていることだった。

 そのニュースを最初に聞いた時は、「どうせ未使用フィルムを再編集して、とりあえずフルタイム版を造ったのだろう」ぐらいに思っていたのだけれど、すでにご存じの通り、この「フルバージョン」は新たにシーンを追加撮影しての、文字通りの「完全版」だった。

 これはちょっとした驚きだった。
 だって、「プロモーションビデオ」ですからね。
 すでに「レーザービーム」のプロモーション時期は何カ月も前に終わっているわけで、PVの必要性は全く無く、では「JPN」のプロモーションにこのPVを使う、という訳でも無い、初回限定版CDを買ってくれた人のための「おまけ」映像。

 そのためだけに、人と時間と金(これが大きい)を費やして、制作を行った。
 よく会社側(アミューズ? 徳間?)がOKを出してくれたものだと思うけれど、Perfumeとそのスタッフの思いの強さと、現在のPerfumeを取り巻く環境(「売れる」ってやはり凄い(笑))がそれを可能にしたのでしょう。

    ★

 その「Perfumeとそのスタッフの思い」ですが、ご存じの通り、「レーザービーム」のPVが当初、ショートバージョンという形でしが発表できなかったのは、あの「3.11」のためだった。
 このPVの撮影中に東北沖地震が発生し、PV撮影は中断を余儀なくされたからだ。

 そのため、「レーザービーム」PVの「ショートバージョン」は、撮影できたパートのみを編集して制作され、その結果、内容の良く分からない映像作品になってしまった。
 ファンである僕らはそれを観ても、「なんか煮え切らないなあ」程度の思いしか抱かないが、Perfumeとそのスタッフの「悔しさ」はいかばかりであっただろう。

 「未完成」である不満と同時に、「震災」によってそれを強要されたという「辛さ」。
 もしかしたらPerfumeとそのスタッフは、「ショートバージョン」を観るたびに、それを味わされていたかもしれない。
 だから「完全版」を制作するという行為は、ある意味彼らにとって、「私たちは負けない」という意思の表れでもあるのではないだろうか。

    ★

 ……などという、堅苦しい動機があったにせよ、追加撮影された「フルバージョン」の後半は、それを全く感じさせない、「超ユルイ」出来であるのが、微笑ましい。

 果たしてこの「後半」が、3月時点で予定していた通りの内容だったかどうかは定かでは無いけれど、前半のクールさから一転して、明るく(色調も青系から赤系に変化)、おちゃめな雰囲気になるのも、「思い切り明るい内容にして、この件に決着をつけよう」ということかもしれない、というのは僕の深読みのし過ぎ?。

 Perfumeの3人も、めずらしくちゃんと演技をしていて、僕は「代々木ディスコMIX」前の、「What Is DISCO?」の映像を想い出したりもした。

    ★

 それにしても、「ミニかしゆか」が現われたり、のっちがふっ飛ばされたり、まるでドラゴンボールのように3人が「ビームの塊(?)」を投げたりするあたりの俗っぽさは、関監督の独壇場と言っていいだろう(笑)。

 ただ、あのクオリティの高い謎のマスクマンが倒され、それが「白クマ」の、それももろ着ぐるみに変身するあたりは、会社側から「撮影してもいいけど、あまりお金をかけないでね(泣)」と言われたりした影響があるんじゃないかな? と勝手に推測(笑)。
 まあ、それがまた後半の「ユルさ」にも繋がってもいるんだけれどね。

 賛否両論あった「スパイス」のPVとは違い、おそらくこの「レーザービーム」(Full)PVは、ファンの多くに愛される作品になるのだろうな。



 ……と書いて、自分が「スパイス」PVのレビューをちゃんと書いていないことに気が付いた。
 気が向いたら、書いてみます(笑)。
 

Perfumeのオールナイトニッポン

 「JPN」プロモーションのための怒涛のメディア出演が、どうやら一段落したらしいPerfume。

 それを追いかけるこちらも大変で、TV番組はなんとか全てフォローできたが(おかげでHDレコーダーの中がパンパンだ)、ラジオまではとても手が回らなかった。

 「School of Lock」は毎回チェックしているからいいとして、その他は「オールナイトニッポン」だけ。
 録音して後で聴くことも考えたが、なんとなく生の臨場感を味わいたくて、深夜の2時間、三人と付き合うことにしました。

 (AMラジオを自分の意思で聴くなんて、何年ぶりのことだろうか……)

  ★

 Perfumeが3人だけで、それも深夜の2時間枠を使い切る……。

 これはもうガールズトーク炸裂か、はたまた大暴走トークになるかと変な期待(?)を持っていたのだが、結論を言えば、さほど脱線もせず、そこそこまとまった番組になっていたという印象。

 それでも、2時間を飽きさせずに耳を傾けさせたのは、やはり3人のトークのうまさに負うところなんだろう。
 ごく自然に、まるで3人が内輪だけで喋っているように見えて、ちゃんとラジオの向こう側の人間のことを考えている喋り……というスタイルは、他のラジオ番組やライブでもすっかりおなじみ。
 こういうトークは、できそうでできない、のだろうな。

 ただ、放送時間の大部分を「Perfumeの11年を振り返る」的なコーナーに使ってしまったのは、ちょっと残念というか、まるで過去のラジオやTV番組のデジャブのようだった(笑)。

 この3人なら、何もテーマを与えなくても、勝手にトークをどんどん盛り上げていけると思うのだが、きっと番組のスタッフは、2時間果たして持つのだろうか、まず話のきっかけが必要だろう、と考えてこの「振り返る」コーナーを設けたのだと思う。
 しかし、その気遣いが返ってあだになったか(笑)、ひとつのフリのどんどんと話が広がってしまい、結局、番組時間の大半をこれに費やしてしまった。

 過去の出来事を語る、ということで、どこかで聴いたようなエピソードが出てくるのはしょうがないとして、まあそれでも、始めて知ることのできた話もあり、これはこれで面白かった。

 Perfumeの3人が、初めて中田ヤスタカ先生に会った時の印象は、ただ「怖かった」……という話は、これまでに何度も語られてきた。
 しかし、それを「ヤスタカ先生が実際の年齢よりも大人に見せようとしていたからじゃないか」、という風に考えることができるようになったのは、彼女たちが大人になった証なんだろうな。

 ただの「怖い人」「電池を食べてる人」としか思えなかったヤスタカ先生の心の内側までにも思いがおよぶようになれば、おのずと先生との関係も変わるだろうし(実際、変わっているのだろう)、それがPerfumeの音楽にも影響を与えることになるんだろう。
 (ただ、相変わらずヤスタカ先生をデスる「癖」だけは、抜けきれていないようだが(笑))

 しかし、僕はこの出会いのエピソードを聴くたびに、いつもおかしみがこみ上げてくるのを抑えられない(笑)。
 大人に見せようと、サングラスをかけたりし、いわば突っ張っていたヤスタカ青年の前に、田舎(失礼!)から出てきたばかりの、やたら元気はいいが、なんだかあか抜けない女子中学生の3人組が現われたとき、彼は一体どんな顔をしたのだろうか。
 そして、まさかその出会いが「伝説」の始まりになるだろうとは、彼も、そして3人の女の子たちも、思いもよらなかったかったことだろう。

 ……話がすこしそれました。

 もし再び「オールナイトニッポン」を担当する機会が与えられたら、今度はもう少し彼女たちを「放し飼い」にしてもいいと思います。
 まあ、僕がそんなことを言わなくても、プロである番組スタッフの方々は、そのことをすでに理解してもらえているとは思うけれど。

 ただ、再出演を通り越して、毎週の、それも平日のレギュラーにでもなられたら、睡眠不足でこちらの身が持たないけれど(笑)。


Perfume★「JPN」レビュー!(その4:総評)

 「JPN」に関しては、すでに多くの意見、評価がメディアやネットに出ている。

 「自然になった」
 「リアルになった」
 「等身大のPerfume」
 「J-POPにより近づいた」
 「テクノ色はすっかり薄まった」
 
 そんな感想が多いようだ。

 ……果たしてそうなのだろうか?

 「自然」さ「リアル」さは、僕も「感じる」。
 「等身大」という言葉も、昨日までのレビューに書いた。

 けれど、「そう感じる」のと「そうである」には雲泥の開きがある。

    ★

 「J-POPになった」という意見はどうか?

 「JPN」の楽曲は、J-POPであろうとしているかもしれないが、既存のそれとは明らかに一線を画しているように、僕には思える。
 J-POPとして認められたいと願っているかもしれないが、既存のJ-POPの世界にすり寄ったり、媚びようとしたりはしていない。
 Capsuleの「WORLD OF FANTSY」の時には封印していた、ヤスタカ先生のメロディメーカーとしての才能も、「JPN」では全開だ。
 そのために、「POP-MUSIC」としての印象が強くなっているけれど、そればかりに目を向けていると、大事な部分を見落としてしまう気がする。

    ★

 「テクノじゃなくなった」という意見には、僕は同調しない。
 
 確かに、あからさまなエレクトロ系楽曲は「JPN」には収録されていない。
 音質の当たりも柔らかく、重めになり、色彩も華やかになった。
 だけれど、「JPN」におさめられている楽曲は全て、「テクノ」と言っていい、と僕は思っている。

 ヤスタカ先生は、その手にしてきた高度な技術をフルに使って、「JPN」の楽曲を制作している。その技術は以前に比べて、より繊細に、緻密になってきている。
 「心のスポーツ」や「Have a Stroll」が持っている躍動感の質は、人間が楽器を演奏することでは得られないもの。
 高度な「Electornic-Music」のみが作りだすことのできるものだ。
 だから僕は、「JPN」の作品群を、「テクノ」を超えた「Hyper-Techno-Music」と呼んでいいのじゃないか、くらいに思っている。

     ★

 前作「トライアングル」は、まるで全編が滑らかなガラスコーティングを施されたような作品だった。
 本来はもっと柔らかく暖かく仕上げられていいはずの「I Still Love You」でさえ、まるでアルミのケースに閉じ込められているようだった。
 狂乱のエレクトロ「Edge(MIX)」も収められていた。

 それをクールだと捉える人もいれば、冷たすぎると感じた人もいただろう。
 (賛否両論あった「トライアングル」だったが、僕は完全な指示派だった)
 次のアルバムは、もっと過激な方向へ、と望むファンもいただろう。

 しかし当のヤスタカ先生は、この方向は「トライアングル」で一旦終了しよう、と考えたのではないだろうか。
 そして、しばらくの間を置いてリリースされた「ナチュラルに恋して」から、新たな「Perfume-Music」の方向を模索し始めたように思える。
 だがそれは「テクノ(エレクトリック)ポップからの脱却」ではなく、(既存の「Pop-Music」を横目で眺めながらも)それをさらに推し進めることだったように感じる。

 そのヤスタカ先生の、今日までの奮闘の記録が、「JPN」に結晶している。

   ★

 「JPN」を聴きとおしてひとつ気がつくことは、そのユニゾンコーラスの美しさ。

 それは「不自然なガール」あたりで試し始められ、「VOICE」でひとつ大きな成果を出し、(「JPN」には収められていないか)「FAKE IT」で切れ味の良さを加味され、「MY COLOR」で深みを増した。
 そんな過程も、一枚のアルバムになることで、改めて振り返ることができる。

 「Perfumeの歌声にエフェクトがかからなくなった」わけではない。オートチューンはしっかりとかけられている。
 その技術がより緻密になっているだけだ。僕らの耳がそれを「自然」「リアル」だと感じるように、繊細に作られているだけだ。
 しかもそのコーラスはまた、非現実的とも言える「美しさ」も持っている。
 このユニゾンコーラスひとつとってみても、「Techno-Music」としてのPerfumeサウンドの進化を、それも一歩一歩の進化を、僕らは確認することができる。

     ★

 非常に良くできたCG映像は、ものすごく「自然」で「リアル」だ。
 そして時に「美しい」。
 けれど、その「美しさ」は現実に存在しない「美しさ」であったりする。
 時には実際に存在するものよりも、自然でリアルに「感じる」ことさえある。
 (CG映画「アバター」で描かれた別の惑星の世界など、そのいい例だ)
 むしろ現実に存在しない「美しさ」だからこそ、より心に深く刺さってしまうということもあるかもしれない。
 (あの「アバター」の美しい異世界が現実に存在しないことに耐えらなくて、精神を病んでしまった人たちがいる、というニュースを読んだ気がする)

 それと同じことが、「JPN」にも言えると思う。

 一聴すると、明快な色彩を持った、自然なPOPS。
 しかし実態は、「Electornic-Music」でしか作り得ない美しさを持った「Techno」音楽の創造を、ヤスタカ先生がPerfumeを通して試みた作品、といえるのではないだろうか。



Perfume★「JPN」レビュー!(その3)

 「JPN」レビューの3回目です。

   ★

(12)Have a Stroll
 
 ちょっとビターで、そしてとてもおしゃれな楽曲。
 躍動的で思わず身体を動かしたくもなるが、じっと耳を傾けて聴き込みたくもなる。
  
 中田ヤスタカ先生の作品群をフォローしてきている人なら、かつてMEGさんに提供していた楽曲群に、似た匂いを感じるかもしれない。
 ちょっと前なら、こういう曲をPerfumeが唄うと、少し大人びた感じに聞こえたりもしただろうが、いまではすっかり等身大の印象だ。

 「心のスポーツ」と同じく、眩暈(めまい)がするほどのHigh-Tech-Musicで、ダンスミュージックとしても十分に通用するが、とは言え、決してはじけ過ぎることはなく、抑えた曲調が、染みいるように心地いい。

 シングルとは違いアルバム用の楽曲を制作するとき、ヤスタカ先生は純粋にPerfumeのことだけを考えた制作をできる……のではないか、と僕は勝手に思っている。
 つまり、余計な口出し(?)をする奴は存在せず、スタジオは純粋に、Perfumeとヤスタカ先生だけの空間となる。(精神的に、という意味で)

 その聖域に似た場所で、まるでPerfumeと会話をするように、先生は楽曲を紡ぎ出していく。
 3人と1人のための楽曲を……。

 そしてそこから、「心のスポーツ」や「Have a Stroll」といった、素晴らしい楽曲が生まれ出てくる。

 派手なシングル用の曲に比べれば、多少内向きなのかもしれないが、僕はこういうPerfumeの楽曲が大好きだ。


    ★

(13)不自然なガール

 ……は飛ばします。
 と思って聴いていたら、どこか(わずかだが)違うように聴こえるような気がする。

 ああ、アルバムに入ると、同じ曲が別のように聴こえるというあれか、と思って流していたら、こんどは明確に異なるサウンドに、思わず椅子から立ち上がった。

 ……やられたね(笑)。
 でも、こういう仕掛けをしてくるところが、さすがヤスタカ先生。

 あまりこの曲を聴き込んでいない人は、もしかしたらこのちょっと仕掛けに気が付かないかもしれない(クレジットには何も記載されていないからね)。
 つまり、Perfumeの楽曲を耳にタコができるほど聴き込んでいる、首までどっぷりファン向けの、ヤスタカ先生からのちょっとしたプレゼントと言う訳だ。
 どうだい? ただのシングル集なんかにはしないぜ、というところかな(笑)

   ★

(14)スパイス

 この曲のレビューはシングル発売時にちょっと書いたので、簡単に。

 じつは「JPN」の収録リストが発表される前は、この曲はアルバムの冒頭に収められるのじゃないかな、と予想していた。
 それは見事に裏切られ(笑)、「JPN」の最終曲となった。

 でもこうして聴くと、「スパイス」は最後に回しても、以外と収まりがいいかもしれない、とも思う。
 
 前にも書いた、この曲の「未完成感」が、「これで終わりではない。まだまだ続いていくよ」という期待感を、無音となったスピーカーの前に佇む僕らの胸の中に、置いておいてくれるから。

 (で、次回は「JPN」の総評……かな?)



Perfume★「JPN」レビュー!(その2)

 では、「JPN」レビューの2回目です。

  ★

(6)時の針
 
 アルバムの中では、箸休めというか、空気を入れ替える役割を担っているような曲。
 プレイタイムも短いし。

 しかし、アルバムの中で最も印象深い曲ともいえる。
 いや、問題作か?
 
 かつてのインタビューでメンバーは、「3人の声は楽器のひとつとして扱われている」と発言し、その扱いを肯定していた。
 けれど、この曲では冒頭から、彼女たちのヴォーカルがくっきりと全面に立ち、「楽器のひとつ」ではなく、主役に躍り出ている。
 「かしゆか」「のっち」「あ~ちゃん」が、スッピンで僕らの前で唄ってくれているようなイメージさえ浮かんでくる。

 ぱっと聞くと、3人の生歌をそのまま収録されているようにも感じる。
 しかし、注意深く聴いてみると、オートチューンはしっかりとかかっている。
 ただ、そのかけ方が、微妙というか絶妙なのだ。

 そして、以前のヤスタカ先生ならまず間違いなく修正していたような、音程の揺れもあえてそのままにしている。
 つまり、オートチューンで整形はしているのだが、箇所によってはわざとバリを残しているといった感じ。

 その結果、3人の歌声に稚拙さが生まれ、メロディも含めると、まるで「子供のための音楽」のようにも聴こえる。

 果たしてその意図は?……
 それを僕が理解するには、もう少し聴き込む必要がありそうだ。

   ★

(7)(8)(9)(10)ねぇ微かなカオリ575VOICE
  
  これらの既発表曲については、アルバム総括時に触れることにします(笑)。

   ★

(11)心のスポーツ

 ここでも(特に出だしの)3人のヴォーカルは、以前に比べると「生歌」に近い。

 一聴すると、Perfumeの音楽が「普通のJ-POP」に近づいた、とも取れるが、実はどうだろうか?

 この曲は、普通の人間が演奏するのは不可能なほど、完璧なPOPMUSICになっている。
 「打ち込み」でしか制作しえない楽曲だ。

 そして僕は、この曲の「音楽のアンドロイド度」みたいなものは、以前のPerfumeの音楽よりも複雑で濃厚になっているのじゃないか、とも感じる。
 ただし、この「アンドロイド」は、もの凄い運動神経(サビの躍動感!)と、そしてぬくもりさえ感じさせるほどの「肌感」を持っているけれど。
 (まるで士朗正宗のMANGAに登場するサイボーグたちのように)

 世間ではいまだに、「ピコピコ音にエフェクトのヴォーカルを被せれば“Perfume”」と思われているかもしれないが、本家はそんな世界をはるかに超えて、別の領域に入っていることを示す一曲だ。

 ヤスタカ先生は、この「JPN」にあえて、エレクトロ臭い曲はひとつも入れなかった。
 それは、そのことを強調するための策だったのだろうか。

 (さらに続く(笑))

 
プロフィール

Cap-G

Author:Cap-G
Perfumeファンブログです。

アイドルになど興味が無かったはずなのに、いつの間にやらファンクラブ会員。

愛するもの
 →スノーボード、夜のドライブ、野良猫、そしてPerfume

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