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Perfume★「JPN」レビュー!(その1)

 さて、数時間前に「JPN」をCDショップにてフライングゲットしてきました。

  ★

 さっそく、そのレビュー……なんでしょうが、本当に待たされた、待たされ過ぎた、2年4カ月ぶりのPerfumeのヌーアルバムなので、じっくりと、何回かに分けてやらせて下さい(笑)。

 それから……
 聞き込むうちに印象が変わるかもしれないし、時間がたてば即聴では気が付かなかったことが見えてくるかもしれないですが(まあそうなったら、それも書こうと思いますが)、まずはブログという奴の利点を生かして、リアルタイムに感じたことを、ストレートに書いていこうと思います。

  ★

 (!注!)

 まだ未試聴の方、他の奴の意見など今は知りたくない、と言う方は、ここから先はパスして下さい。
 (ほとぼりの冷めた数日後に、またアクセスをよろしく(笑))

  ★ ★ ★

(1) The Opening

 正直言って、まず全く予想のしていなかった音が、スピーカーから鳴り響いた。

 「JPN」というタイトルの曲こそ、このアルバムの中には存在しないが、この曲の音色、音の間は、「JPN」というタイトルを十分に意識したものだろう。
 文字通り、このアルバムのオープニングにふさわしい「音」。

   ★

(2) レーザービーム(Album-mix)
(3) GLITTER(Album-mix)
  
 2曲を並べた理由は、すでに試聴済みの方なら分かるでしょう。
 こいつらも、事前の「Album-mix」の予想を裏切るような「超mix」。

 ヤスタカ先生が間違えて、自分のDJネタのトラックを入れてしまったんじゃないか?
 ……と思いたくなるほどの、「Club-mix」ぶりだ。

 つうか、「アイドル」のアルバムの冒頭で、いきなりこの暴れっぷりは「アリ」なんですか、先生?(笑)
 「PerfumeLocks」の逆電に出てくるような、純真な10代前半のファンの子たちがこれを聴いたら、「わたしの買ったCDは不良品だ」と思ってしまうかもしれないですぜ(笑)。

 まあ、普通だったら、こんなトラックは、限定版の最後にボーナスで入れるようなもんでしょうが、自分のようなクラブ好き人間にとっては、「やれやれ、もっとやれ」ってところです。
 
 言い換えれば「Perfume+中田ヤスタカ」でしか出来ない芸当。
 うーん、またヤスタカ先生のDJが聴きたくなってきた。

 しかしこれで、来年からのツアーでは、この2曲、通常バージョンで披露されることが決定ですね。
 さすがにこの「Album-mix」をステージではやらないでしょう……。

 え? やる?
 それならそれで、大歓迎(笑)

    ★

(4) ナチュラルに恋して

   は飛ばします(笑)

(5)MY COLOR

 切れのいい3人のコーラスが、とても印象的。
 3人が大人になったからだろうか、このようにちょっと重めに響くコーラスは、これまであまり聴いたことが無いオンショク。
 これが3人の声の変化でないとしたら、ヤスタカ先生が、3人の声のまた新しいブレンドを見つけた、ということだろう。
 とても新鮮で、僕の耳には心地いい。

 サウンド的には、全面エレクトロに走る以前のカプセルを、どこか彷彿とさせるような感じがある。
 すっかり「歌もの」から離れてしまったカプセルのことを考えると、この対比が面白い、とも言えるなあ。

   (で、続きは次回)


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パッツンへの一時の回帰

 樫野さんの前髪が、ここ最近「パッツン」に戻っている。

 けれど、多くのファンの方々がご指摘の通り、どうやらこれはニセモノ(ウィッグ?)ぽい。

 僕は指摘されるまでそれに気がつかなくて、ただ前髪の長さがTV等に登場するたびに微妙に異なるので、ちょっと?くらいだったのだが、言われてなるほど、と合点がいった。

 では、樫野さんがなんでそこまでしてパッツンに戻しているかと言うと、もちろん、「JPN」のプロモーションのためであるのは、言うまでもない。
 諸般の事情でパッツン時代に撮影した「JPN」の、ジャケット写真とのイメージと合わせるための、一時的な緊急避難処置、というところ。
 (まあ、別にそこまでしなくてもいいんじゃない、とも思うが、あの「JPN」の和柄風の衣装と、「スパイス」の髪型を組み合わせをちょっと想像してみると、確かに違和感を感じるかな)

 どうせツアーが始まってしまえば、元の横分けか、新しいヘアスタイルに変えてしまうのだろうから、「パッツン」支持派ファンの皆様、今のうちのその姿を目に焼き付けておきましょう。

    ★

 で、公式HPを見ると、Perfumeはこれから怒涛のTV出演、ラジオ出演が続く。
 (うっかりの見落とし、聴きもらしが無いように、こちらのチェックが大変だ)

 ナントカ歌謡祭的な番組や通常の歌番組は、どうせ「スパイス」あたりをちゃちゃっとやって終わりなんだろうけれど、しっかりとメインゲスト扱いで出演する番組も多そうなので、とても楽しみだ。

 「オンタマ」や「JAPAN COUNTDOWN」はこれまでの放送からみて、まず鉄板(笑)だと思うし、相性の良いベッキーさんのいる「ハッピーMUSIC」も期待大。

 ちょっとどうなるか分からないのが、「smaSTATION!」。
 SMAPさんとPerfumeの相性はいいと思っているけれど、それが香取さん単独だと、果たしてどうなのか。
 踊ったり歌ったりのパフォーマンスは無くて、各コーナーのVを香取さんたちと一緒に観て、いろいろとトークをするだけになるのだろうけど、こういうスタイルだと、彼女たちはかなり緊張するんじゃないんだろうか。それに生放送だしねえ。
 借りてきた猫みたいにならなきゃいいが(笑)。

   ★

 要するに、Perfumeの三人というのは、うまくその場を自分たちのフィールドにできればえらく面白いが、そうでないとかなり大人しくなってしまう、というのが顕著といういか、極端なキャラクターの持ち主なんで、そういう意味では、ラジオの方がPerfumeワールドを作りやすい。

 で、「Perfumeのオールナイトニッポン」ですか。
 かなりぐだぐだの、でも吹っ飛んだ番組にしてくれそうな期待はあるけれど、なにも平日の真夜中にやらなくても、ねえ……(笑)。
 しかたないので、翌日の睡眠不足を覚悟で聴く予定です。
 途中で眠ってしまうような番組にはしないでくれよ。
 面白すぎてテンションが上がって、そのあと眠れなくなるのも困るけれど……(笑)。

Perfume★ミュージックフェア

 「ポリリズム」がブレイクし、地上波のTV番組への出演が多くなり始めた頃のPerfumeは、とにかく凄かったという印象深い。
 何がって、そのバラエティ的トークが、だけど。

 業界的には「とんでもない連中が現れた」という感じではなかっただろうか。
 特に西脇さんの暴走ぶりはすさまじく、別曲の別番組で同時に「強烈キャラ」とテロップが付くほどだった。

 本人たちも地上波の「さじ加減」が分からなったのだろうが、ライブハウスやCATVのノリをそのまま持ち込み、なんだがインディーズがメジャーに乗り込んできて暴れている感があって、少なくとも観ているこちらは、とても面白かった。
 (本人たちは訳もわからず、無我夢中状態だったのかもしれないが(笑))

 そのPerfumeも、最近はさすがにTV慣れをしたというか、ビッグになったというか、大人になってきて、例の暴走ぶりもすっかりなりを潜め、面白いことは面白いが、番組のサイズのなかにきちんと収まっている、という気がする。。
 さきほどの表現を用いれば、「さじ加減が分かってきた」というところなんだろう。
 (少なくとも、HEY×3で松本氏から「あんた、なに言ってんの!」と怒鳴られることは、もう無い(笑))

 まあ、仕方のないことだけれど、一抹の寂しさ、みたいなものは感じていた。

    ★

 で、先週の「ミュージックフェア」である。

 視聴率確保のためか最近ゲストがやたらと多くなってきているこの番組内の、トークコーナーに出演したPerfume。
 そこで、久々にかつての「西脇節」が、ちらりとだが垣間見えて、なんだかとても懐かしい気がした。

 あ「こだわりはぁ、数を決めてて、4とか13とかで終わらないようにするんです」
 恵「(困)はあ、なるほどね……。ごめんなさい。言ってることが全然わかりません!」
 あ「噛む数とかぁ、自分の中で10秒とか決めてて……(略)」
 恵「ああ、髪を乾かすのを30秒とか」
 あ「髪乾かすのはやんない(と、ばっさり)」
 恵「(汗)じゃあ、歯をみがくのは……」
 あ「歯をみがくのもやんない(これもばっさり)」
   このあとも、お化けが見ているだのなんだのと、凄い話が続く……(笑)

 やはり、ここは相手が恵俊彰さんだということが大きいかな。
 恵さんはPerfume、というか西脇さんの面白さのツボを知っていて、なおかつ、そこをうまく引き出すことができるトークテクニックを持っている人。
 西脇さんの方も、(これも最近では珍しいくらい)喋っている間にどんどんと広島弁がきつくなっていって、そのあたりも、恵さんとの相性の良さがうかがえる。
 というか、あれだけ広島弁が出るということは、西脇さんが恵さんに(大げさに言えば)心を許している、ということなんだろう。

   ★

 最近のいくつかの雑誌のインタビューを読むと、拡大化していくPerfumeというか、より一般化していくPerfumeというのを当の本人たちも意識していているのが伺えるが、一方で、マニアックな(本人たちの言を借りれば「内輪受け」)部分にこそ、Perfumeの本質があることも理解していて、そこをどうやって両立していくか、みたいなことがこれからのPerfumeにとってのテーマみたいになっているのだろう。

 しかし、その「内輪受け」は文字通り、外輪(?)とは中々共有することが難しいのも事実。
 その「内輪」の半径を大きくしていくには、外からの協力も必要なんじゃないか。
 それはきっと、恵さんのようなPerfumeの理解者なのだろう、と僕は思っているのだけれど。

   ★

 もし、またなにかPerfumeがイベント的なものを企画することがあったら、恵さんにMCをお願いしてはどうでだろうか(笑)。
 きっと楽しいやりとりが観れると思うのだけれどなあ。

「JPN」が見えてきたけれど……

 この前のPerfumeLocksには、またしてやられた(笑)。

 「Newアルバム「JPN」を研究する」

 ということなので、もしかしたら、(まだ解禁前の)アルバムの中の新曲を一曲でも披露するかも、とかなり身構えていたのだが、完全にすかされた。
 新曲は一秒も流されず、しかしPerfumeの三人が全曲紹介をする、というかなり無茶苦茶な番組内容だったのだが、まあそういうことを平気にやってしまうところが、Perfumeらしいと言えばらしいか(笑)

   ★

 とはいえ、この番組や、雑誌のインタビューなどで、「JPN」の内容がどんなものかは、かなり見えてきたように思う。
 (本当はこのような情報はシャットダウンして、白紙状態で接した方が幸福なのかもしれないが)

 予想通りというか、「JPN」は「トライアングル」ほど、あからさまに挑戦的な内容にはなっていないようだ。
 まあ、あれほど既発表曲が入っていれば、それも無理は無いと思う。
 自分のようなクラブミュージック好きのアドレナリンを放出させるような、エレクトロ系の新曲も今回は収録されていない、とのことだし。
 (「FAKE IT」を外したことを考えると、わざとそうしている、ともとれるが)

 「そんなにPerfumeのことを積極的に聴いているわけではない。でも興味はある。というような人たちに、最適のアルバム」
 ……なんていう雑誌の記事を見ると、首までどっぷりPerfumeに浸っている僕みたいな人間は、「おいおい、こっちはおいてきぼり?」と少々不安にもなるが(笑)。

 まあ、それも想定内ですよ、想定内(笑)。

   ★

 僕がPerfumeを聴き始めたころは、Perfumeというのはかなりマニアックでかつマイナー存在で、それが急に表舞台に出てきて、そのことによって発生する種々の摩擦が面白い、ということもあったけれど、「東京ドーム」公演までやりとげ、KIRIN「氷結」CMのキャラクターまで勤めるようになった今日では、Perfumeという存在自体はメジャー級になってしまったのは間違いない。

 以前はTV番組に出た時など、「こんな私たちが出演してしまって」という感じで、本当に恐縮している態度が良く見られたが、最近では堂々としたものだ。
 それどころか、アルバムタイトルが「JPN」である。
 「わたしたち、日本代表です」というところまで、意識が変わってしまった(笑)。
 その三人の意識の変化をヤスタカ先生が吸い上げて、アルバムの内容に反映した、ということは、十分に考えられる。

 (「JPN」を本当に海外で売ろう、とするならば、逆にダンスミュージック系に特化した方がいいんじゃないかとは思うが、とりあえず「JPN」は現時点で国内向けと考えていいので、この話はここまで)

   ★

 「Perfumeのシングルは買わないが、アルバムが出たら買ってみようかと思っている」
 という人たちに最適(?)だというアルバムは、では、限定版シングルを眼の色変えて買いに走るような、ディープなファンの琴線には触れないのか?……。

 かつて「丸ごとマニアック」だったPerfumeは、表面上はすっかり「メジャーアーティスト」に変貌したかもしれないが、その本質というか、コアな部分は変わっていないように思う。

 そのコアな部分というのは、実は独特で、屈折していて、ちょっと変で、そして他者を寄せ付けない聖域みたいになっている。
 そしてそこを共有できるのは、相変わらず、3人と、MIKIKO先生と、ヤスタカ先生と、そして関監督だけであるようだ。

   ★

 「JPN」はまず間違いなく、カラフルなJ-POPの衣装をまとって僕らの前に現れるだろう。
 それもかなりしっかりと。

 けれど、その衣装の裏側に隠れているものを、Perfumeが守り続けているコアを(アルバムとその後のツアーを通して)はぎ取るようにして探し出すのが、僕ら「首までどっぷり」ファンの役割になるんじゃないだろうか。

 いや、それは「役割」ではなくて、「楽しみ」になるのかな(笑)。

Perfume★COUNTDOWN JAPAN 出演せず!

 「COUNTDOWN JAPAN 11/12」の出演アーティスト最終発表があった。

 だが、隅から隅までチェックしても、Perfumeの名前が無い……

 見落としたのかと、何回か見直したが、やはりPerfumeの名前が無い……

 しばらくの間、茫然とした。
 彼女たちの出演は間違いないと確信し、問題はどの日の出演になるのかだけ、だと思っていたのに……

 いや、ちょっと嫌な予感はしていた。
 年明け早々から、Perfumeは「JPN」ツアーを開始する。その準備で恐らくは忙殺されている時期だろうから、もしかしてCDJはキャンセル? なんてことも、ほんの僅かにだが頭の中にはあった。

 しかし、恩も義理もあるロッキングオン系の大イベント、それも07年から連続で出演しているCDJである。
 場所だって幕張。
 ちょちょいとやって来て、さっさと盛り上げ、そしてパッと帰る、くらい楽勝だろうと思っていたのだが……

   ★

 ここ何年か、年の瀬はCDJで締める……
 いや、PerfumeのCDJのライブで締める、という感じで過ごしてきた。

 正直いって年末の忙しい時期は、フェスだなんだと騒いでいる余裕は、実はあまりない。
 でもそれをなんとかやりくりして、CDJは(4日間全部で無いにしろ)ずっと参加し続けてきた。
 ここ数年はCDJの初日、つまり世間的には仕事収めの平日に、Perfumeの出演が続いた。
 そのため、周囲への不義理は承知で、自分はむりくりに休みを取って、幕張まで出かけていった。

 それはもちろん、Perfumeが出るから。
 彼女たちの笑顔で、一年を締めくくりたかったからだ。

 それが今年は無い……
 
 例の赤だ白だというTV番組の出演なんか、実は自分的にはどうだっていい。
 あの幕張メッセの、暗くて冷たい暗闇に満ちた空間の中で、ぱっと華やかに光り輝く彼女たちが見たかった……

   ★

 振りかえると(まだ少し早いかもしれないが)、Perfumeという軸で考えた場合、2011年は自分にとって奇妙な一年だった。

 とうとう単独ライブを一度も観ることなく、一年が過ぎてしまった。
 フェス系のライブに参加できたのは三回だけ。
 (「ダンスコンテスト」を観ることができたのは不幸中の幸いか)
 生のPerfumeを観るよりも、クラブで生中田ヤスタカ先生を観ることの方が、多かったくらいだ(笑)。

 何か、新しいことが始まる……
 そんな予感はずっと感じてはいたものの、この2011年の間にそれが形となって現れることは無かった。

 Newアルバムの「JPN」は、確かに11月末に発売はされる。
 (実はその一端を、年末のCDJで観ることができるのでは、と少し期待していたのだが、それは叶わなかった)
 「JPN」の成果みたいなものを僕らが摘み取ることができるのは、2012年になってからのような気がする。

 何年か後、Perfumeファンたちはこの2011年を振り返った時に、どういう年だったと捉えるのだろうか。
 「Cars2」の年?
 「ダンスコンテスト」の年?
 彼女たちが学生でなくなった年?
 樫野さんがパッツンをやめた年?(笑)
 (と思っていたら、この前のMJでパッツンに戻っていたのには驚いた!)

 それともやはり、「JPN」の発売の年、で落ち着くのだろうか。

  ★

 まあ、とりあえずこれで、自分が次に生のPerfumeに接するのは、年が明けた神戸で、ということになる。
 それまでは、「JPN」を聴きながら、せいぜい乏しい想像力をフル回転して、そのステージを夢に見よう。

 CDJはキャンセルして、年末から正月にかけて、久々にスノーボード旅行にでるのもいいかもしれない、とちょっと思っている。
 だって、年が明けたら、「JPN」ツアーで、スノボどころではないはずだから(笑)。


MIKIKO先生★ダンスインスタレーション「dot.」公演!

 MIKIKO先生 & Tomomi Yoshimuraさん率いるダンスカンパニー『イレブンプレイ』によるダンスインスタレーション「dot.」を観てきた。

 結論から言わせてもらうけれど、とても素晴らしい公演だった。

 正味1時間20分ほどの公演だったが、あっという間と言うか、もっと観ていたい、そんな風に思わせるステージだった。
 現在、興奮冷めやらぬ、といったところである。
 
 自分の親戚にはなぜかダンス関係者が多く、その付き合い(笑)で子供のころから、モダンバレエ、創作ダンスの公演はかなり観て(観させられて)きたのだが、そんな過去の経験とは比べ物にならないほどの、興奮のステージだった。

 では、以下にそのリポートを書かせてもらいます。
 (といいつつ、実はこのリポートと言う奴が苦手なんだが……)

 ★ ★ ★

 ダンスインスタレーション「dot.」。

 作・演出はMIKIKO先生とTomomi Yoshimuraさん。
 それに、関和亮監督(映像)、真鍋大度氏(テクニカルサポート)等が加わる。
 会場でもらったパンフレット代わりの小さな紙には、舞台監督として内山昌彦監督、舞台装置として大友秀之氏の名前もあった。

 なんのことはない、これにPerfumeが加われば、「東京ドーム」チームなのだけれど(笑)。

 年明けの「JPN」ツアーのスタッフには、MIKIKO先生、関監督、内山監督は当然として、真鍋氏もそこに名を連ねるだろうと思っているので、Perfumeファンとしては、この「dot」を通して、ツアーステージの様子の一端でもうかがえるかも。
 ……という下心ももちろんあるのだが、それよりも、これらの方々が、ポップミュージックフィールドを離れて(つまりPerfumeという大義名分抜きで)、どのような表現を、どのようなステージを見せてくれるのかというところに、僕の興味の焦点はあった。

  ★

 土曜の夕刻、多くの人で混雑する原宿駅を降り、これも人であふれかえっている表参道 を下り、会場である「原宿ラフォーレミュージアム」に向かう。
 もちろん「原宿ラフォーレ」の存在は知っていたが、その中に入るのは初めて。
 その6階に「ミュージアム」なる施設があった。
 
 会場内に入ってまず驚いたのは、その小ささ。
 「ミュージアム」という名の通り、普段は小さなアートギャラリーのように使われている空間なのかもしれない。

 会場の中央に設置されたステージは、高さ約20cm(間違いではない)、横幅約3m、縦幅約8mの長方形で、縦長になるように設置されている。
 観客席は、その長方形を3方向から囲むようにすり鉢状に設置されており(座席数は300ほどか)、残りの一片側の壁が大きなスクリーンとなっている。
 ステージは純白。

 天井からは、「東京ドーム」で観た、中にLED照明が入っているバルーンの小型版が、十数個ぶら下がっている。これは真鍋氏の仕掛けの一部か。

 開演が近づくと、観客席はほぼ満席になった。
 客層は、ダンス公演だからか、原宿という場所柄からか、かなりオシャレに気を使っている人が多い。業界風の人もちらほらと見かける。
 先日の「ダンスコンテスト」の客層とは、えらい違いである(笑)。
 中にはPerfumeオタク風の奴も少し見受けられたが(Perfumeが客席にきていないかと、きょろきょろと挙動が不審なので、すぐにわかる(笑)お気の毒さま)、基本的には公演を落ち着いてみよう、という人がほとんどのようで安心した。

 すでに会場は、公演前からかなり照明が落とされて薄暗かったが、開演予定時刻を10分ほど過ぎたころ、会場内の照明が全て落とされ、「dot.」は始まった。

  ★

 公演全体は、普通のダンス公演のようにいくつかのパートに分ける、というよりは、非常に短いパート(平均して5分程度だろうか)を、次から次へと、畳みかけるように見せていく、という構成になっていた。
 (クラシックバレエの公演を交響曲に例えるなら、この公演はポップミュージックのMIXアルバムか)

 そして、各パートのスタイルは、次々と変化していく。
 
 あるパートは、まるでPerfumeのステージを彷彿とさせるような、不思議な動きとポージングで見せたと思うと、別のパートは、濃密なモダンダンスを展開してくる。
 どこかシュールな雰囲気を出したかと思うと、明らかなストーリーを持ったダンスに変わり、前衛的ともいえる演出を見せたかと思うと、強烈なポップ感で観ている者のアドレナリンを放出させる。

 1人で踊る、2人でストーリを紡ぎ出す、数人で絡み合う、十数人が異なる動きでありながら、全体として圧倒的なフォーメーションを見せる(MIKIKO先生の面目躍如といったところか)。
まさに変幻自在のステージだ。

 正直言うと、前衛的・実験的すぎて、ちょっと退屈さをかんじさせる公演になるかもな、という危惧を事前に抱いていたのだが、まるでそんなことはなかった。
 それどころか、退屈なんて言葉が入り込む余地が無いほど、ステージはどんどん進行していく。
 目を離す隙さえ無いほどだ。

 (実は自分はTomomi Yoshimuraさんのことはあまり存じ上げていなくて、この「dot.」でも、MIKIKO先生とどのような役割分担になっているのか不明なのだが、このパートはMIKIKO先生、このパートはYoshimuraさんが演出する、ということだったのだろうか)

 ダンサーの皆さんのスキルも、もちろん高いものだった。
 しかし、そのスキルを見せつけるというよりは、あくまでの動きそのものの、ダンスそのものの面白さを見せる公演内容に徹していたように思う。
 その点にも、僕は好感を持てた。

 小道具やセットも多用されていた。
 手に持つライト、手鏡、「ZeroGravity」を思い起こさせるようなキューブ、脚立、そしてなんとiPadまで!
 これらも最高に生きていた。

 音楽も素晴らしかった。
 というか、完全に自分のツボで、特にテクノハウス系のダンサブルな数曲は、思わず身体が動いてしまうのを抑えるのが大変なほどだった。

 期待の関監督と真鍋大度氏の映像演出は、それ自体が前面に出てくるというよりは、あくまでもダンスを引き立てる役割で、個人的にはちょっと物足りない……。
 ……と、途中まで思っていたら、最後の3曲あたりは、(照明演出も含めた)映像演出とダンスとが見事に絡み合い、圧倒的な幻惑感を引き起こし、僕の脳みそは沸騰状態になった。
 (もしこれがPerfumeの公演だったら、僕は失神している!)

 最後のパートで、ダンサーたちがそれぞれにiPodを手に持ち(iPodには様々な映像が映る)、踊るシーンなど、さすがだ! と心の中で何度も膝を叩いていた。

 圧倒的な興奮の中で「dot.」は終了し、ダンサーが一人づつ(スクリーンによって)紹介され、拍手の中で幕を閉じた。
 てっきり最後に、MIKIKO先生 とTomomi Yoshimuraさんがステージに登場すると思い、僕はスタンディングオーベーションの準備をしていたのだが(笑)、それは無く、代わりに会場後方の演出ブースにいるスタッフにライトがあたり(関さんがいたようだったが、MIKIKO先生もそちらにいたのか?)、最後の拍手はそちらに送った。

   ★

 繰り返すけれど、素晴らしい公演だった。
 しかし、複雑な思いもある。
 それはPerfumeファンとしての思いだ。

 経済的な制約はあっただろうが、それ以外は自由な「dot.」という空間で、MIKIKO先生たちはこれだけのステージを作れるのだ。
 
 一方のPerfumeのステージは、もちろん「dot.」とは比べ物にならないほどのお金をかけられる場ではある。
 しかし、自由度はどうなんだろうか。いろいろと制約も多い気がする。
 それに、主役はあくまでも、あの3人だ。
 ステージ演出ばかりが過剰になってもなあ、という意見もあるだろう。

 でも、ここまでのステージを見せられてしまうと、MIKIKO先生を初めとするスタッフの方々には、「もういいから、好きなようにやっちゃって下さい」とも言いたくなる(笑)。

 その結果、これまで守られてきたPerfumeのステージのスタイルが、多少なりとも壊されるようなことになっても、だ。

 いや、そんな心配は、そもそも無用かもしれない。
 どんなステージになろうとも、あの不思議な三人組は、最後には全てを食いつくし吸収して、自分たちのものにしてしまいそうな気がする。
 うん、きっとそうだ(笑)。

ニューアルバム「JPN」★その都市伝説を検証する

 少し前のブログに、僕はこんなことを書いた。

「実は『JPN』は数カ月も前に制作されていたのだが、発売が延期されてしまったのではないか……」

 書いた時は冗談のつもりだったのだけれど、この自分で言いだした「都市伝説」に、最近ハマりだしてしまっている。
 案外、真実に近いんじゃないか、と思い始めているのだ。

 というわけで、今回は、この都市伝説「『JPN』は数カ月前に制作されていた」の検証です。
 (……完全な自作自演ですね(汗))

 まあ、あくまでも遊び半分の仮説。
 「神々の指紋」ならぬ「Perfumeの指紋」というところでしょうか。

 マユにツバで読んでいただけたら、幸いです。


 ★(検証1:かしゆかパッツンの謎)

 すべてはここから始まっている。
 ご存じ、「JPN」のジャケット写真の樫野さんの「パッツン」ヘアー。

 以前に「ちょっと戻してみるか、程度のことなのではないか」、と書いたが、どうも釈然としない。
 
 5月以降、公式の場に現れている樫野さんが髪をパッツンにしたことは一度も無い、と僕は認識している。
 初めは恐る恐るといった感じだった「パッツンからの脱却」も、最近ではかなり大胆になってきている。
前髪もずいぶんと伸びてきているし、問題のジャケ写のようなきれいなパッツンにするには、かなり前髪をカットしなければならないのではないか。
 あれほど「パッツンには飽き飽きしている」と公言していた樫野さんが、わざわざそのパッツンにするために、前髪をカットするだろうか。
 樫野さんの性格も加味すると、どうもそれは考えにくい……。

 では、このジャケット写真はいつ頃撮られたのか?
 もし、事前知識の無いPerfumeファンに件の写真を見せ、「これはいつごろの写真と思う?」と問えば、まず間違いなく「今年の5月以前じゃない?」という答えが返ってくるだろう。
 とりあえず、ここでは、多少の余裕も見て、「今年の6月以前ではないか」としておきます。


 ★(検証2:アルバムの制作時期はいつなのか?)

 問題の写真が6月頃に撮影されていた、と仮定して、ではアルバム制作時期もそれと同時期、と考えていいのだろうか。

 発表された通常版のジャケット写真を見ると、三人が「JPN」と造られたセットに寄りかかっている。
 つまり、撮影時にはアルバムのタイトルを「JPN」にするということが決定していたのは間違いない。

 撮影時期を6月として、ではそれから5カ月以上も先(11月下旬)に発売予定の、内容もその時点で不確定であろうアルバムのタイトルを決定し、なおかつそのジャケット写真の撮影まで行うだろうか?
 それよりは、撮影を行った時点では、アルバムの内容はほぼ確定していた、と考えるのが自然ではないだろうか。

 また、6月というのは、例の「CARS2」のワールドプレミアにPerfumeが参加した時期でもある。
 「JPN」というタイトルは、世界に飛び出していくという意味も込められている、という三人からの発言が最近あった。
 また6月は、まだ新聞の一面に震災関連のニュースがトップで報じ続けられていた時期でもある。
 「次のアルバムのタイトルは「JPN」しよう」、という意見がまとまるのに、不自然さは無い時期だ。


 結論を言ってしまおう。
 およそ6月頃には、アルバム「JPN」の制作はかなり進行していたのではないか。
 そして、その発売予定時期は、8月か、9月初め、だったのではないだろうか。
 ……それが僕の仮説だ。

 しかし、その発売はなされなかった。
 では、「JPN」に一体何が起こったのか?


 ★(検証3:GLITTERの謎)

 7月。
 突然僕らの前に、新曲「GLITTER」がCMを通じて登場した。

 多くのファンが、これはNewアルバムからの先行曲ではないか、と大いなる期待を抱いた。
 僕ももちろん、その一人だった。

 しかし、その時点で、この曲に対するリリース情報は一切アナウンスされなかった。
 直後のラジオでも、三人はGLITTERについて「今の時点では、まったく何も決まっていない」とも発言していた。
 ……まったく奇妙である。

 現時点ではこう推理する。 
 もしかしたら、多くのファンの期待どおり、「GLITTER」は「JPN」からの先行曲だったのではないだろうか。
 「GAME」にとっての「シークレット・シークレット」、「トライアングル」にとっての「Night Flight」のような。
 しかしなぜか、「GLITTER」の運命は、変わっていってしまった。


  ★(検証4:「JPN」に何が起こったのか?)

 三人の発言-「何も決まっていない」。

 こういうことに関して、彼女たちは嘘をつくような人たちでは無い。
 本当にPerfumeの周辺は、そう表現するのが適切な状況だったのだろう 

 では「何も決まっていない」というのは、どういうことなのか。
 もしかしたら、「全てが白紙状態になってしまっている」と解釈していいのではないだろうか。
 つまり、「JPN」の発売計画が白紙状態になるような事態が、「GLITTER」発表時点で発生していたのではないだろうか。
 では、それは一体どんなことか。

 僕はそれを、「専業主婦探偵~私はシャドウ」の主題歌依頼ではないか、と推理している。

 Perfumeの最近のインタビューを読んで分かるように、彼女たちは自分たちの曲が「ドラマの主題歌になる」ということを切望していた。
 おそらく夏頃、その主題歌の話が、Perfume側に持ち込まれた。

 「ドラマの主題歌というものを、是非やりたい」
 三人の意見は一致していただろう。
 スタッフ側にとっても、もちろんそれは悪い話ではない。

 しかし、ドラマの放映開始は、10月。
 主題歌としてのCDの発売はその直後でなければまずい。
 でも、フルアルバム発売直後に、また新たなシングルCDを発売するのは、いろいろと問題が多い。

 スタッフは混乱し、結果、「アルバムの進行を一時凍結しよう」ということになったのではないか。
 それが一時的に「何も決まっていない」状況を生み出した。

 アルバム計画は、ドラマの主題歌「スパイス」を含めた上で再検討され、以下のことが決定された。

  「スパイス」を「JPN」に含める。(収録予定だった「FAKE IT」は外す)
  「スパイス」を先行的にシングルとして発売し、「GLITTER」をカップリングとする。
  「JPN」の発売はシングル「スパイス」の後とする。

 「GLITTER」をシングルB面扱いするのは、その出来から言って不当だと思うが、両A面とはできなかった。
 なぜなら、「GLITTER」をCM用として制作した段階で、KIRIN(とその広告代理店)側とは、この曲をシングルA面発売する、という契約がなされていなかったから。
 大人の世界なんて、たぶんそんなものです(笑)。
 その代わり、「GLITTER」はダンスコンテストの課題曲とし、ファンの印象に残る曲とする。

   ★

 ……以上のように考えれば、
 「スパイス」と「JPN」の発売日の不思議な関係
 「JPN」に含まれるアルバム用新曲の少なさ
 「FAKE IT」がアルバム収録から落とされた理由
 
 等が説明できるような気がするのですが、いかがでしょうか?

 信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)


    ★ ★ ★

 とまあ、長々と書いてきましたが、あくまでも遊び半分の仮説です。
  (めくじら立てて反論されても困るので……(笑))

 数週間後には、新たな情報が公開され、完全否定さているかもしれません(笑)。

 と思っていたら、来週のPerfumeLocksでは、早速「JPN」の特集をやるそうで。

 もしかしたら、この仮説も、あと一週間の命かな(笑)


音楽番組の中の「スパイス」!

 「スパイス」がTVの音楽番組で披露されることが多くなった。

 録画も駆使してそれらの番組できるだけ見ようとしているけれど、いざ番組の中で肝心の「スパイス」が始まると、いつも僕は軽いショックを覚える。

 特に、土曜日の「カウントダウンTV」でそれが顕著だった。
 それまで、アイドルソングやら、演歌やら、K-POPやら、通常のJ-POPやらのさわりを散々聴かされ、それらにすっかり慣れた状態の耳に、「スパイス」のイントロが飛び込んでくると、その異質さというか異彩さに、一瞬ぎょっとした。

  ★

 「スパイス」は、音の骨格というか、構えみたいなものが、他の「流行りの曲」たちとまるで違う。
 3人の声や主メロディの甘さに、ついだまされて(?)しまいそうになるが、そのベースにあるのは硬質なエレクトリックサウンド。
 名前が「スパイス」というだけあって、実は辛口の楽曲だと思う。

  ★

 果たして、TVの前にいる一般の視聴者には、一体この曲はどんな風に聴こえるのだろう?

 もう首までどっぷりとPerfumeに浸りきっている自分には、そのあたりが皆目分からない(笑)。
 少しは「いい曲だな」と思ってもらえているのだろうか。
 (もしかしたら、もっと耳当たりのいい「GLITTER」をA面扱いにしたほうが良かったのでは? などと今さら言っても始まらないか……)

 テレビドラマを観るという習慣がまったくないもので、例の「専業主婦探偵」も完全スルーしているのだが、このドラマを観ている人に、「スパイス」は少しでもアピールできているだろうか?

  ★

 K-POPと代人数アイドルのお陰で、(少なくともTVの歌番組に流されるような)流行りの曲は、「頭の15秒聴いただけで、全てが分かる」ような作りばかりになってしまった。
 (「ねえ」は、そうした「頭15秒曲」に、いわば対抗意識を持って作られた楽曲だと思うのだけれど、この件に関しては長くなりそうなので、別の機会に書きます(笑))

 少なくとも一回くらい聴いただけではその全貌を理解することができない「スパイス」のような曲は、こうした状況下では完全に不利だよなあ、と思うけれど、音楽番組で何度も流すことによって、(Perfumeを良くは知らないが)いわゆる音に敏感な耳を持った人に少しでも触れて、興味を持ってもらえる機会ができればいいが、と思う。

  ★

 さて、話の方向を少し変えて、今度は「スパイス」の“振り付け”について。

 これまでに何度か放送されたTV番組を見る限り、自分としては、どうもしっくりこないというか、MIKIKO先生の意図が今一つ伝わってこず、実はちょっといらいらしていた。

 ところが、昨晩の「カミスン!」でのパフォーマンスを観て、「ああ、ここはこういう効果を狙っての動きだったのか」と理解できた箇所がいくつかあった。

 まあ、MIKIKO先生の振り付けに良くありがちなのだが、「正面から3人を観る」ということを想定している動きやポージングがあるため、ちょっとでも視点が横にずれると、その意味がまったくわからない、という現象が発生することがある。
「スパイス」は特にその傾向が強いのではないだろうか。

 Perfumeは動きの変化が激しいので、それを捉えるTV番組のカメラスタッフも腕が鳴るだろうと思うが、時に張り切り過ぎて(笑)、カメラの移動や切り替え、ズーム等を多用し過ぎてしまい、なんだか良く分からない映像になってしまうことも、時々見受けられる。

 今回の「カミスン」では、スタッフがそのあたりを理解してくれていたのか、動きの意図が読める位置にうまくカメラを配置(スイッチング)してくれていて、とてもPerfumeのパフォーマンスが「見やすい」映像になっていたと思う。

 こういう「一回くらい見ただけじゃ分からない」というあたりにも、Perfumeを味わうことの面白さがあると思うのですがね(笑)


「GLITTER」PV★まるで映像の麻薬!

 最初は、監督しているのが誰か不明な状態で、「GLITTER」のPVを観た。
 
 けれどすぐに、その「DreamFighter」を、……いや、「コンピューターシティ」を彷彿とさせるスタイルから、「ああ、これはたぶん、関和亮監督の作品だな」とすぐに感じる。
 (その後、ネットで間違いなく関監督作品であることを確認)

 セットも無いシンプルなスタジオで、それもおそらく低予算で(笑)、Perfumeのダンスをただ撮っているだけのように見えるけれど、彼女たちのフォーメーションを本来のものと変えたり、ちょっとした動きを強調したり、(レンズのトリックか)万華鏡のような効果を出したり、絶妙なカメラアングルを見せたり、と各所にまぎれもない関監督のセンスがちりばめられている。

 短く何テイクも撮られたからだろう、彼女たちの動きも、音楽番組で観たそれよりはるかに明確で力強く、MIKIKO先生の意図がより伝わりやすくなっている。
 (繰り返すけれど、それを捉えるカメラワークが素晴らしい)

 以前のブログで何度も書いているけれど、「GILTTER」用のブルーの衣装も新鮮で、とても魅力的だ。

 そして何より、すっかり大人っぽく綺麗になったとはいえ(ああ、時が流れるは早い!)、三人の表情の中にいつもの親しみやすい笑顔を見つけることできるのは、カメラの後ろに「関さん」がいるから、と考えるのは、僕の思い入れが強すぎるからか?

   ★

 後半に、鏡や花火といったちょっとした仕掛けはあるものの、PV全体の基本的な作りはシンプルでストレート。
 だが、なぜかは分からないけれど、このPVには中毒性がある。

 一度観ると、また最初に戻したくなる。
 そして気がつけば、リピート状態になり、精神も肉体も、そのGLITTERなブルーの世界にどっぷりと浸かってしまっている……。

 まるでこのPVは、映像の麻薬みたいだ!

   ★  ★  ★

 関監督と言う人は、「可愛く」「綺麗で」「オシャレな」映像を撮ることはもちろんできるのだろうけれど、それよりも「ユーモア」や「ちょっと変わったアイディア」を優先させるきらいがあるよう思える。

 それが如実に表れているが「I Still Love U」のPV。
 そのまま撮っていれば、「美しいPerfume」を最初に記録できたPVになっただろうに、後半、その三人に足ツボマッサージをする、という一歩間違えればとんでもないことになるアイディアを、平気で放り込んでくる。
 これじゃ前半の「美しいPerfume」が台無し、と捉えることもできるけど、そもそもこの「美しいPerfume」の方こそが前フリなんじゃないか、とも思える。
 「可愛くて綺麗なだけのPerfumeなんて、恥ずかしくて撮れねえよ」という声も聞こえてきそうだ。

 このあたりの屈折具合は、もう一人の「美しき屈折者」中田ヤスタカ先生と共通しているとも言えるけれど、その「へし曲ってる(by西脇)」方向は、ヤスタカ先生とはちょっと違っていて、もっと俗っぽくて泥臭い(笑)。
 (「VOICE」のPVにとんねるずの「脳カベ」のパクリをもちこむあたりもそう(笑))

 でもそこが、そもそも「オシャレでカワイイ」だけじゃ済まないPerfumeの個性と、とてもマッチしているように、自分は思う。

 「ワンルームディスコ」や「不自然なガール」のようなアイディアや仕掛け満載のPVとは異なり、今回の「GLITTER」は直球勝負で来たけれど、前述の通り、PVとしての魅力は、そういった過去の傑作群に劣るものじゃない。

 児玉監督、島田監督というライバル(笑)もいるが、関監督にはこれからも、魅力的な作品を作り続けてもらいたい。

 ……ということで、来週はいよいよ、MIKIKO先生のダンスカンパニー「イレブンプレイ」の公演「dot」である。
 そこで、関監督がどんな映像演出を見せてくれるのか、楽しみでしょうがない。
 ただ、「足ツボ」はさすがに出てこないだろうと思うけど……(笑)


Newアルバム「JPN」詳細公開!

 今回のブログは、「GLITTER」のPVについて書こうと思っていたのだけれど、急遽、ヌーアルバム「JPN」の詳細が発表されたので、そちらに話を切り替えます(笑)。

 とはいっても、さすがに今回は情報が限定的で、多くのファンが感じているのと同じことを、フォローするだけになりそうだけど……。

   ★

 まず、最注目のアルバム用の新曲について。
 その数は4曲!
 「MY COLOR」
 「時の針」
 「心のスポーツ」
 「Have a Stroll」
 (「The Opening」は除く)

 ……微妙ですよね、4曲という数(笑)。
 本音を言えば、もう少し曲数が多くなることを望んでいたけれど、まあぎりぎりOKの線か(笑)。
 これがもし3曲、だったら、かなり目の前が真っ暗になっただろうけれど。

 あとはこの4曲の出来栄え次第、ということなんですが、タイトルはPerfumeの楽曲としては、ずいぶんと珍しい感じのものが並んでいるなあ。

 実際の曲の内容に関しては、今の時点でどうこう言っても始まらないので、とりあえず、ここまでで置いておきます。

    ★

 他のトラックリストは、だいたい予想通りの曲が選ばれたかな、というところですが、意外なところでは、「FAKE IT」の落選と、「575」の入選(笑)。

 まあ、この2曲、どちらもアルバム収録されるには微妙なラインにいるかな、とは思っていたのだけれど、夏フェス等のライブで、すっかり一番打者を務めるのが当たり前になっていた(つまりそれほどメンバーに愛されていると解釈していい)「FAKE IT」が優位、と読んでいたんだが……。

 意地の悪い見かたをすれば、KDDI「iida」のタイアップである「575」は、関係各所へのメンツの手前、落とすわけにはいかなかった、ということも考えられけれど……。

   ★

 さて、新曲は4曲だけだけれど、その少なさを補うかのように、「レーザービーム」「GLITTER」の2曲がAlbum-mixになっている。

 もちろん、Remix曲は何らかの形で、まず間違いなく収められるだろう、と思っていたけれど、正直、この2曲が対象となるとは想像していなかった。
 普通は、リリースされてからちょっと時間がたってしまっているような曲か、Bサイド扱いの曲をRemixするのが定番だと思うが、比較的新しく、それも現時点でのメインスポンサーであるKIRIN「氷結」のCM曲2曲を、いじることになるとは……。
(個人的には、幻のBPM違いも存在するという「ナチュラル」あたりに、ヤマを張っていたんだが……)

 「レーザービーム」も「GLITTER」も、どちらもオリジナルからスピーディだし、サウンドの完成度も高いしで、個人的にはあまりRemixの必要性を感じなくはないけれど(笑)。
 (多くのファンが、「FAKE IT」のRemixを、つまり「Edge(Mix)」の興奮よ再び、と望んでいたのも、また事実)

 しかし、現にこうして、Remix版リリースが発表されたということは、この2曲に関して、オリジナルとは異なるイメージをヤスタカ先生が膨らませていた、いうことなんだろう。

 Capsuleの「World of Fantasy」の初回特典についていた2曲の「Extended- Mix」が、あまりオリジナルと変わらない内容で少々失望を覚えた身としては、多少の不安もありますが(笑)、カイリー・ミノーグのRemixも手掛け、今やリミキサーとして「世界のナカタ」となった先生。
 その手腕がバリバリに発揮されたRemix!になっていることを、自分は切に願っています。

   ★

 ただ、このRemixの件に関しては、問題がひとつ。

 年明けから始まるツアー「JPN」で、「レーザービーム」と「GLITTER」は、オリジナルとRemixのどちらを披露することになるんでしょうかね?
 前回の「直角ツアー」では、「Edge」と「願い」はアルバムRemix版でした。
 はてさて、どうなることやら……。

   ★

 さて、トラックリストの件はそこまでにしておいて、次はジャケット。

 というか、その(宣伝用も含めた)写真。

 早くもファンの間から、
 「これ、かなり昔に撮った写真じゃない?」
 という声が上がっているのは、自分にも良く理解できる(笑)。

 三人の表情というか雰囲気が、何か以前に観たことがあるような感じだし、なにより、樫野さんの髪型が「パッツン」に戻っている(!)。

 しかし、現実的になってみれば、「JPN」のジャケ写が、そんな何カ月も前(「レーザービーム」以前だと考えれば春?)に撮られていたはずはないし、昔の写真を今回は再利用しよう、なんてケチくさいことは、いくらなんでもしないでしょう(笑)。
 でも、このジャケ写のおかげで、「実はJPNは何カ月も前に制作が終了していたが、3.11の影響で発表が遅れてしまった」なんていう都市伝説(?)が生まれるかもしれませんがね(笑)

   ★

 樫野さんの「パッツン」に関しては、まあ、「ちょっとまた戻してみるか」程度なんじゃないかな、と想像しています。

 とりあえず、「かしゆかパッツン保護委員会」(笑)会長の自分としては、絶滅の疑いもあった「パッツン」の存在を確認することができて、嬉しい限りです(笑)。


シングル「スパイス」購入!(というかポスターの話)

 今日は仕事を適当なところで切り上げ、予約してあったPerfumeのニューシングル「スパイス」を受け取りに、レコードショップへ。
 (フライングゲット、というやつか)

 CDをショップで予約するなんて、中学生の頃に2、3回したくらいの記憶しかないが、東京ドームライブDVD以降、すっかりおなじみの行為になってしまった。
 なぜ、安くて便利なアマゾン等で購入しないのかと問われると、もちろん、予約特典のポスターが欲しいから、であります(笑)。

  ★

 これまで、Perfumeの正式なポスターを入手するのは結構難しくて、というか、自分は一枚も持っておらず、「ポスター欲しいなあ」とずっと思っていた。
 (ポスターがダメなら、大判のカレンダーを出してくれい、とライブのアンケート等で自分は執拗に訴え続けたのだが、現在のところ、卓上カレンダーの販売のみ(涙))

 だが、なぜか徳間(アミューズ?)は、「ドームDVD」以降、この「初回版はポスター付き」というサービスに急に熱心になり始めた。

 こういう「おまけ」が実はファン心理をくすぐるというか、CDの販売実績に貢献するのだ、という事実に今頃気がついた、というのなら笑ってしまうけど、そうで無いのならどいう理由からなのだろう。

 少なくとも、「CDショップに足を運ぶ」という行為からすっかりご無沙汰になってしまった自分のような人間を、(電車賃を使わせてまで)ショップに行かせるようになった、という効果はある。
 (繰り返すが、アマゾンでの購入はポスターが付かない)

 ここ最近、街角からCDショップの姿が、次々と消えてなくなっている。
 そういうショップの団体(?)が、生き残り策のひとつとして、こういった「おまけ」作戦をレコード会社に働き掛けている、ということもありうるのだろうか。

 実情はどうあれ、自分としては、Perfumeのポスターを手に入れられるようになった、という事実だけで、非常にありがたいのだけれど。

   ★

 さて、その「スパイス」の特典ポスターである。

 これまでの特典ポスター二枚(ドームDVDと「レーザービーム」)が、大判ポスターにも関わらず、なぜか主役のPerfumeの姿が控えめ、というかとても小さいのに、少々はがゆい思いを抱いていた。

 それがやっと今回、どーんと大きな三人の姿を、目の前にすることができる。

 それはいいが、なんで「初回限定版」と同じ写真?(涙)
 前二枚は、ポスター専用の写真だったのに。

 そして気づくのは、「Perfume スパイス」という文字がかなりでかいこと(笑)

   ★

 前二枚のポスターの「Perfume」ロゴは、例のアルファベットが繋がったようなやつで、宣伝文句も小さく、お部屋のインテリア用ポスターとして貼るには、結構都合が良かったりした。(要するにオシャレな感じに貼れる、ということ)

 しかし、今回はそのロゴをやめ、読み取りやすくし、「スパイス」という曲名や発売日も、でかでかと掲げられている。
 つまり、完全な宣伝用ポスターの作りなのだ。
 (だから写真もジャケットと同じなのか)

 これはもう、ファンへのサービス、というよりは、「宣伝して少しでも売り上げを伸ばしたい」というスタッフ側の意思の表れなのか?

 このところ、シングルチャート連続2位という記録を更新中(笑)なので、そろそろ「ラブワ」以来の1位をゲットしたい、という思惑もあるような気もするが(笑)。

 個人的には、(前も書いたけど)「GLITTER」のブルーの衣装が好きなので、そっちでポスターを作って欲しかったが、……まあいいか。
 さっそく部屋に貼って、とりあえず、にやにやばしとります(笑)。


(おまけ)

 先週の土曜深夜の「カウントダウンTV」を何気なく見ていたら、番組冒頭、「11月のアルバム情報コーナーでPerfumeの「JPN」を紹介する」という前フリがあり、思わずTVの前に座りなおした。
 だって、ジャケットも、収録曲も、まだ公表されていないからね。

 おいおい、ここで発表かよ、とかなり緊張してそのコーナーを待っていたのだが、肝心の内容は、収録曲はすでに発表済みのシングル曲と「他」、ジャケットは制作中だった(笑)。

 発売日まで、あと一カ月もないぜ。この勿体ぶりようはなんだ?

 ……と思いつつ、「JPN」の予約も、ついでにショップで済ませてきました。
 こいつにもポスター、付くんですかね?
 だんだん部屋の壁のスペースが無くなってきた(笑)


プロフィール

Cap-G

Author:Cap-G
Perfumeファンブログです。

アイドルになど興味が無かったはずなのに、いつの間にやらファンクラブ会員。

愛するもの
 →スノーボード、夜のドライブ、野良猫、そしてPerfume

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